皇国の守護者 7 (C・NovelsFantasia さ 2-7)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 367
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125007250

作品紹介・あらすじ

帝国東方辺境鎮定軍の冬季限定攻勢に大損害を与え皇都に帰還したのも束の間、今や政争にも影響を及ぼし始めた新城に怨嗟募る将家の顎が忍び寄る。国を過らしめるのは愛国者なのか、それとも逆賊なのか。残り数日で迎える凱旋式を境に暗雲漂う皇都の闇に蠢く無数の影が"皇国"の歴史を変えていく。

感想・レビュー・書評

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  • 2016/04/25-05/04

  • この巻は政治の季節。まさに嵐の前の静けさ。それゆえ底知れぬ具合の悪さを感じる。戦場だけじゃなくて、戦争の周辺で蠢いている策謀を各々の視点で語る今作は、登場人物の過去さえも浮き彫りにする。いや、むしろ戦場という圧倒的な非日常よりも、こうした日常の中に潜む薄暗がりの中の方が人間性が曝け出されるのか

  • 読んだきっかけ:漫画が面白かったから。

    かかった時間:2/15-2/16(2日くらい)

    内容:第7巻は、虎城戦勝利後皇都へ戻ってから、守原が「義挙」を策謀する。

    話が前にすすみません。

  •  虎城編が唐突に終わっていてびっくり。てっきり続きから始まるもんだと思っていたら。
     
     戦闘もなく、束の間の平和と謀略編ってところでしょうか。まとめて読んだので説明の巻でも、面白く読めたのですが、これ一冊だと物足りないかも?

  •  皇都に凱旋したはずの新城だが、帝国の攻撃後も自らの身は生き延び勢力を伸ばそうとする守原にとって彼は駒城以上に抹殺すべき憎悪の対象だった。 こちらから先に守原を攻撃しようとする進言を駒城篤胤に退けられ、皇都を制圧された後に生き残る準備を新城は密かに進める。 彼の友人−羽鳥・槇・古賀・樋高らも守原に狙われ、新城の側に立って行動し始める。 奇策、新城と麗子の婚約予定発表。 駒城篤胤は廟堂で守原一派を追放しようと画策する。 そしてまもなく十三月五日、凱旋式当日が到来する… それにしても私の想像ではキリンくらいの坂東くんが酔っぱらうためのお酒を毎回用意するのって大変そう…

  • キナ臭さを漂わせつつ大きな動きも無く、嵐の前の静けさといった感じです。<br>
    草浪のプロポーズがカッコよかったです。

  • 2007.09.13

  • 皇国の守護者の原作7巻目!

  • 愛国者って誰のこと。逆賊って誰のこと。真に愛するのは誰なのか。

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著者プロフィール

佐藤大輔
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に『征途』、「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。

「2023年 『凶鳥〈フッケバイン〉/黙示の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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