神々の憂鬱―暁の天使たち〈2〉(C・NOVELSファンタジア)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125007700

作品紹介・あらすじ

異世界から来たシェラにとって"この世界"は魔法に満ちていた。科学という"誰にも平等に使える魔法"が、人の代わりに何でもやってくれる。しかしシェラは知っていた。"限られた者たちにしか使えない魔法"の存在を。-魔法惑星ボンジュイの存在を。ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界-宇宙に何が起きるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 一般常識は当てはまらないひとたちの過去だったり、リィの父を声高に主張する知事が育ての親の地に行ったり、科学で解明できないことは認めないダンさんがちょっと哀れだったり。色々と動きがあったけれどとても続きが気になるところで終わってしまいました。厚いのにいつもあっという間に読めてしまいます。

  • 一旦時間が戻るのが良いなぁ
    前回の本では先の物語が描かれていたのが
    まだ
    描かれてなかった間の
    僅かな時間を描いてくれます。
    キャラクタと
    キャラクタの交流
    二つの世界が交わるから
    キャラクタが倍になりました
    各キャラクタがそれぞれ
    やりたいことを
    やりたいようにやっているだけで
    描いてくれている場面
    描かれてない場面
    こうやって後の本で補ったり
    自分で想像したり

  • ダンの性格がなぁ…。何であの二人の血をひいてああなるんだろうか。

  • [2021年4月現在、江東区&江戸川区にあり。但し外伝2冊は江戸川区のみ。]

    暁の天使たち2巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。

    二巻を読んで少し焦った。話が飛んだり時間軸が飛ぶのは、そろそろ茅田ワールドでは慣れて来た(笑)デルフィニアが異例だったのね、、、??スカーレットの"外伝"とかもひやひやしたもんなぁ。そして、スカーレットの外伝でも読めなかったな、と思っていたケリーとジャスミンのその後がどうやら主軸になってくるらしい、と分かってきてファン心理絶頂!やっときっと復帰してくれるんだ、その後の二人が見れるんだ!

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 神々の憂鬱
    200113読了。
    今年3冊目今月3冊目。
    #読了
    #神々の憂鬱
    #茅田砂胡

    シリーズ2巻目。

    キャラが多い。デル戦やスカーレットウィザード読んでるとニヤニヤできる。

    前巻の事件の前日譚。

    この4人がお茶するとは。
    楽しんで書いてるなって思う。

    「目指せ一般市民」

    文脈次第でこんなに破壊力抜群になるとは。
    君たちには無理な話だよ。

  • 〈この世界〉に少しずつ慣れてくるシェラ。
    本来は〈この世界〉の住人のはずだけど、ほとんど家族ぐらいしか接触していないリィ。
    〈この世界〉の常識を勉強しつつ、13歳の子どもらしい生活を送っている。

    シェラの補習を担当するのは、ケリーとジャスミンの息子、ダニエル。
    さらにダニエルの息子はリィとシェラと同じ寮に住んでいる。

    ふたつのストーリーがどのように交差していくのか。

    ”「きみのお母さんが生きていることがわかった」
    ダンの顔が凍り付いた。”
    ここで次巻に続く。

    「生後半年で死に別れたはずの母が、40年たった今生きてると言われても…。」
    ダンの困惑をよそに多分話は急展開を迎えるはず。
    楽しみ。

  • いきなり遊園地のシーンから始まって、前よりも時間軸が戻ってしまったので、読む順番を間違えたのか、と思いました。
    びっくりした。

    ようやく、わちゃわちゃしてた登場人物が整理され始めて、この物語で重要なポジションを担ってるのは誰なのかがわかり始めました。

    読み応えはばっちりです。
    でも、面白すぎるので、次から次に読んでしまうので、その辺りは要注意。

    ここから本格的に2つの物語が1つになっていくので、そういうのが苦手な方はスルーしてください。
    私は大好きだから、問題ない!

  • 201801

  • 20160803 読了

  • 冒頭のストーリーは前作より時間軸が戻る。

    父親の葛藤、行動、 そこら辺が描かれていたので
    父親を見直すきっかけになる。

    これから学校のシーンが増えると思うが
    父親含む家族とのシーンも楽しめそう。

    スカーレットシリーズの門の話も改めて説明シーンがあるのでありがたい。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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