フーバニア国異聞―水の国の賢者と鉄の国の探索者 (C・NOVELSファンタジア)

著者 :
制作 : えいひ 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 56
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010540

作品紹介・あらすじ

父に命じられ、隣国フーバニアに赴く博物画家志望の青年エラード、人呼んで"役立たずの男"。唯一の資料、百年前に書かれた地誌を頼りに出発するも、旅は苦難続き。巨大生物に襲われ、不思議な森で迷い、底なし沼にはまって死にそうになり…しかもエラードの窮地を救ったのは"人食い人種"で"邪悪な魔法を使う"と言われるフーバニア人だった。期待の新鋭、登場。

感想・レビュー・書評

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  • 近世風ヨーロッパ風の世界。
    役立たずといわれた主人公が、謎の島フーバニアに渡り現地の人々と交流するが、帰国後の報告書を元に侵略が開始される。島の意思と動植物が侵略軍を排除する話。
    基本的には、ほのぼの系で、小動物がかわいい。話の筋自体は良くある感じ。

  • ちょっと物足りない気もするけど、風変わりな動植物の描写が面白かった。後半は割とシビアな展開でしたね。

  • 『翼は碧空~』みたいな場所が架空というだけで現実とそんなに変わらない世界と、わけのわからん生命体がいるファンタジックな世界が、それぞれ国として隣同士に存在してたら?という話。

    フーバニアの風土は、『東方見聞録』の記述みたいな感じかな。

  • 再読ー。
    266ページのお兄ちゃんが好き…

  • フーバニアはたくさんの不思議であふれてました。
    綺麗だけれど恐ろしい、意思を持つ自然。
    もっと未知なる世界をのぞいてみたかったです。

  • 『フーバニア国異聞〜水の国の賢者と鉄の国の冒険者〜』作:縞田理理
    初版発行:2008,10,25
    発行所 :中央公論新社
    登場人物:エラード・グレンリー
         本編主人公。男。画家。隣国、フーバニア国の探索を命じられる。
         ネイリン・エインズワーズ
         フーバニア国でエラードを世話してくれた人物。学者肌。
         ニア・ルーミス
         フーバニア国の美少女。エラードを助けてくれた娘。
         ロリン・テイパン
         フーバニア国の少年。ニアの幼なじみ。
         シグベルト・ギンベル三世
         カリカテリア国の少年王。
    あらすじ:エラードは貴族の三男坊。上の兄達と比べて勉強も運動もダメダメ。
         唯一の得意なことは絵(風景や自然造形物)を描く事。
         博物画家になる代わりに隣国の辺境の地、フーバニア国探査を命じられる。
         そして、エラードはフーバニア国を探検する事になった。
    目次  :役に立たない男
         誰も帰ってこない理由
         大カリカテリア連合王国
         二つの世界
         勝てない理由
         エピローグ
    オススメ:奇々怪々な動植物やそこに住む人との暖かな交流もこの物語で和みポイントですね。最後の『勝てない理由』の急展開な山場は面白いですよ。ちょっと反則的な気もしますけど。

  • 霧の向こうにある、隣の国。
    そこがどんなところなのかを、行って見て調べるのが
    主人公のしなければいけない事。
    やっとの思いで行く事を決意したというのに
    着いてそうそう奇妙なものばかりに遭遇しています。
    巨大なキノコ、肉食と思われる鳥に、街の城壁かと思うほど
    大きな蜂の巣。

    主人公が暮らしている国が都会とするならば
    隣の国は平和な田舎そのものな、純朴な所です。
    そこを侵略するか否か。
    国の問題なども出てはくるのですが、上の部分だけさらった感じで
    非常に読みやすかったです。

    あの主人公のへたれっぷりというかなんと言うか…。
    周囲のキャラがすごいのか、本人の影が薄いのか。
    作者さん曰く『変タジー』だそうで。
    現実と奇妙さがごっちゃになった、そんな世界です。

  • 探検から国交まで。

  • のんびり、ほのぼの…と見せかけて、後半は、しばしば背筋が寒くなりました。
    のどかな田舎生活は、自然を知り、共存できて初めて成立するものなんだなぁ…と。
    …にしても、「指輪物語」のシェロブといい――やっぱり、「あれ」はファンタジーに欠かせないんだろうか(涙)

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