台湾沖決戦 鋼鉄の海嘯 (C★NOVELS)

  • 中央公論新社 (2009年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784125010717

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    怖いぐらいに日本軍の思惑通りに事が進んだな。
    この戦いが日本とアメリカだけの戦争であればアメリカ艦隊は台湾沖まで侵攻してこなかっただろうけど、ヨーロッパでは依然としてドイツが覇権を握っている状況では迅速に日本を降伏させるのが最優先とされたようだ。
    連合艦隊司令部が考えた作戦は一見すると消極的な作戦に見えるけど、今までの戦果のおかげで艦隊司令官や陸軍を説得することができたということなんだろうな。
    また、空母の攻撃力に担当する艦爆、艦攻を完全排除し、戦闘機のみで防空を担当させたのは敵艦隊を引きずり込むための柔軟な発想といえるだろう。
    実際にはそう簡単には組織は変わらないだろうけど、前巻、前々巻での航空戦での消費が今回の結果を生んでいると考えると多少は納得することができるかな。
    小説としてはこれで終わりでもいいような気がするけど欧州編が存在するのは作者がアメリカと和平を結んだ日本が世界にどのように働きかけるのかを書きたかったんだろうか。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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