碧海の玉座 1 (C・Novels 55-65)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010991

感想・レビュー・書評

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  • 第一次世界大戦後のパリ講和会議で英米仏伊の四ヶ国からの干渉により、旧ドイツ領の南洋諸島を失う事となった世界。外交で辛酸を舐めさせられた影響なのか、その後の外交は史実よりも上手く行っているように読めた。
    太平洋上で英米が対立している影響で日本にとってはよい状況だ。
    [more]
    それにしても武力衝突から日英戦争が始まるかと思ったが、最終的には陰謀を上手く回避できた事には驚いた。流石に日本海軍が民間客船を雷撃したとは思わなかったが、米海軍が陰謀を巡らしたとは思えない。やっぱり、白い家が陰謀の大元かな?
    それにしても民間客船の雷撃の汚名をそそぐためとはいえ、日本海軍秘中の酸素魚雷を公開するとは思わなかった。流石にそこの判断は間違えなかったみたいだ。

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著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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