- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011387
作品紹介・あらすじ
夢売りは三つ目の彩輝品を手に取った。「心の炎-その情念がかくも美しい紅輝品を生む」夢売りの声が広間に響く。「これは身を焦がす炎。成し遂げられぬ夢。誰よりも熱く、激しい夢に身を焦がした『復讐者の遺言』」その生涯を賭して挑んだ夢が語られる。
感想・レビュー・書評
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2巻目は紅輝晶と黄輝晶。それぞれの主人公はハウファとダカール。
紅輝晶ではハウファの強い意志とアルティヤの生き様に胸打たれ、ラストの真実に驚かされる。良い意味で裏切られた。面白い。
黄輝晶ではシアラという夢を抱いたダカールの苦悩と一途さ・献身さに胸が切なくなり、イズガータやアーディンの決意の強さに圧倒された。アーディンの話で同じ場面を読んでいるはずなのに、違った視点から描かれているから、より深く物語の情景を追うことができる。
3巻で完結。ラストを締めくくるのは光輝晶と暗輝晶。2人の王子ということはアライスとツェドカかな?楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず、お話の構成がにくいほど巧く、非常にボリュームがあるものの、読む手を止められませんでした。
夜の王ではありませんが、「続きを」と言わずにはいられません。
この物語をもっと読みたい、と思うことはしばしばありますが、この物語がもっと読まれてほしい、と思わせる話を書けるのが、この作者の強みだと思っています。
最終巻でどのように物語が収束していくのか、楽しみです。 -
同じ時間軸の中で、それぞれの思いや葛藤を丁寧になぞっていくような作品。
多崎さんの好きなところは、脇役がいないところ。
物語の派手さよりも登場人物の心情に重きをおいているから、合わない人もいるかもしれないけど、個人的にはとても好き。
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前巻に書かれていた出来事と、内容がリンクしているので、あの時このキャラはこんな心情だったんだと気付かされる。
復讐に身を焦がすキャラの心情は、読んでいて辛かった。 -
面白かったー。
次はどうなるの!? -
16:徐々に明かされていく光神王の秘密と、空を覆う光神サマーアの由来。登場人物がそれぞれに夢を持ち、信念を携えて、道を選んでは傷つき、あるいは満たされる様子が丁寧に描かれています。物語はついに佳境へ! 最終巻は5月発売とのこと、それまで楽しみに待とうと思います。
中二といえばそれまでなんでしょうが、個人的には多崎さんの作られる世界設定が大好きです。割とあっさりめの筆致なのに、ものすごく盛り上げるのがお上手で、ありとあらゆる設定にもえツボを突かれまくっている私がいます……。そのあたりを差っ引いても、良い作品だと思うのですが。 -
読み進められず…。
肌に合わなかったのだろうか。 -
【収録作品】紅輝晶/黄輝晶