コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2 (C・NOVELS Fantasia)

著者 :
制作 : 沖 麻実也 
  • 中央公論新社
4.11
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本棚登録 : 755
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011455

感想・レビュー・書評

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  •  改めて読むと「俗悪な敵を常識知らずの手段でぶっ潰す」って構図は共通してるのに、なんでクラッシュブレイズシリーズはイライラしてデルフィニア戦記はそうでもないんだろう、と思ってたんですが、シェラの日常を読んでわかった。
     クラッシュブレイズでリィたちが人助けをするのは言ってしまえば趣味で、社会的な立場は(色々コネはあるけど)助けられる側の一般市民と変わりないし、リィ自身も一般市民を目指している。つまり「一般市民が一般市民を助ける」という対等な関係のはずなのに、リィたちは一行以外の人物を助けることはあっても助けられることはなく、リィたち以外のキャラがほとんど引き立て役に終わってるのがモヤッとする。
     に対し、デルフィニア戦記でリィが人助けするのは、心情的にはそう変わらなくても、そこには「王族として国民を守るのは当然(むしろ義務)」という構図が成り立つ。それにデルフィニア戦記ではお荷物じゃないキャラがいっぱいいる。
     まあ二つの世界の違いを考えると納得なんだけど、どうにもクラッシュブレイズにはモヤッとするなあ(互角な敵が出てこないことも、リィたちとそれ以外との隔絶を強めている) でもやっぱりデルフィニア戦記は大好きです。

  • 新刊も出たことだしデル戦復帰(笑)やっぱこの世界は楽しい。シェラの失敗(敵を全て瞬殺)を「失態」と怒るのは理不尽なのでは。

  • コーラル城の平穏な日々
    190831読了。
    今年84冊目今月14冊目。

    図書館本
    #読了
    #茅田砂胡
    #コーラル城の平穏な日々
    デル戦の外伝2。

    とても平穏ではない笑

    ポーラの休日
    主要キャラみんな出てきて、しかもなぜか変装扮装しまくり。

    シェラの日常
    スーパー家政婦シェラ。
    いつもの癖で人を殺しちゃうドジっ子笑

    キャラが生き生きしてるなぁ。
    次の外伝は「ポーラの戴冠」

  • 目次
    ・ポーラの休日
    ・王と王妃の新婚事情
    ・シェラの日常

    『ポーラの休日』
    主要登場人物が勢ぞろいして、ポーラの休日にうまいこと絡んでくる。
    途中から人身売買にかかわる組織とポーラの行動が交差して、緊迫した空気が流れるが、最後のオチが愉快。
    キャリガンくん、癒し系ポンコツ小僧だなあ。(笑)

    『シェラの日常』
    有能すぎてやりすぎちゃったシェラが可笑しい。
    焦りの元にあるのが、4日前に仕込んだシチューを無事にリィに食べさせないと…という世間的にはつまらん理由。
    しかしシェラにとってはこれ以上大きな理由はないよねえ。

  • デルフィニア戦記の短編集。画集に収録されたもの以外にも、書き下ろし「シェラの日常」あり。「日常」がおてんばすぎますよ>シェラさん(笑)。あいかわらずのメンバーでございました。

  • でてるのを全然知らなくて、外伝3の発売を知って存在を知りました。だいぶ迷ったんだけれども評価が高かったので購入。暁天使とかクラッシュブレイズのほうは正直能力とか影響力が無茶無謀にでかいのであまり好きじゃないんですが、あっちの方のことはリィの姉妹のことがちらっと出てくるだけなので多分大丈夫と思います。
    一冊丸っとシエラの話。表紙にいる夫婦はオマケ程度にしか出てきませんが、王様王妃とか騎士団長とかじゃなくてシエラからみた王宮がなかなか新鮮です。面白かったです、が、外伝3を買うかは未決。

  • 201802

  •  てっきりその後が書いてあるのかと思ったんですが、残念ながらその後ではなく、物語の間にあった話。
     一つ目は、ポーラが出かけたことで巻き起こるドタバタ劇を描いたもの。
     二つ目は、王と王妃の新婚事情という名の新婚ほやほやの二人の関係に、まだ若かったシェラが目を白黒させる話。
     三つ目は、シェラの視点からとある事件を描く、シェラの日常。

     個人的には三つ目のシェラの日常が一番好きでした。
     ついうっかりシェラが感情的になったり、やらかしちゃったり、完璧なはずの可愛い子が、実は多少のドジっ子ちゃんであることが判明する感じがとても好きです。

     恐らく、デルフィニアシリーズの出ている分はすべて見終わってしまったので、かなり残念ですが、一つの物語には必ずピリオドが必要だと思うので、これはこれでよかったのかな、と思うことにします。
     過去のちょっと笑える話をお探しの方にはオススメします。

  • ポーラ、王と王妃、シェラの日常が入った番外編。
    ポーラは知らないうちにみんなを巻き込む人騒がせ。凄く自分たちを卑下していますが、十分可愛いです。
    二人の新婚事情は言わずもがな。
    シェラの話は、ゲス男にシェラが連れ込まれたときにヴァンツァーが来るのかなと思ったんですが、いつも見てるわけではなかったですね。そして今回の事を彼が知ったらあの空気読めない男はそっと殺されそうな予感。

  • デルフィニア戦記外伝の2。
    二つの中編とひとつの超短編が入っている。

    『ポーラの休日』はさながらオールキャストによる変装(仮装?笑)大会だな。
    それこそ舞台劇を見ているような楽しさだった。
    これで最後にウォルも変装して出てきたら完璧だったのに(笑)
    それにしても、女性たちの買い物にある意味付き合わされて、振り回される王妃様が笑える(オニ)

    そして『シェラの日常』はあまりに色々ありすぎて、こんな毎日は大変だけど退屈しないだろうなあ。
    前から思ってたけど、シェラって基本感情表現が素直だよね。
    元刺客とは思えない。
    いや、なんかかわいい。

    ああ、やっぱり、デルフィニアの世界はいいな。
    ひとまずこれで区切り。
    あとは、お弁当箱を入手しなくては。

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著者プロフィール

茅田 砂胡(かやた すなこ)
小説家、ライトノベル作家。
1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビュー。
『スカーレット・ウィザード』で、第1回(2001年度)センス・オブ・ジェンダー賞大賞受賞。
代表作に、『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』『クラッシュ・ブレイズ』『祝もものき事務所』の各シリーズ。2013年にデビュー20周年を記念した『茅田砂胡 全仕事 1993-2013』が刊行された。同作の「紅蓮の夢」がきっかけで、「茅田先生の作品を、世界観を、幅広く知っていただくこと。茅田作品をもっともっと好きになっていただくこと」を目的に、「茅田砂胡プロジェクト」が結成。

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