蓮華君の不幸な夏休み4 (C・NovelsFantasia う 2-10)
- 中央公論新社 (2013年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011950
作品紹介・あらすじ
「これまでの人生を振り返りつつ冷静に考えろ。あんたの姉ちゃんは、そんなことする女か?」「しないわね。気付いた上で放置するわね。何故ならその方が面白いから」「それが半分。残り半分は、お前を守るためだろうな」「は?あ?守る?は?何から?」蓮華晴久はラスボス・日下部明日香との決戦を前に不死身の能力を捨て去り、ずたずたでぼろぼろでぐだぐだな状態になっていた。おりしも、静観していた三つ巴の一角・三つ葉が突如参戦、亘理一派の捕獲に乗り出す。圧倒的に不利な戦力で眼前の敵を蹴散らし、ラスボス戦を乗り越えなくては「まったり」生活に戻れない。どうする晴久、最終巻。
感想・レビュー・書評
-
待ちに待った4巻。3巻ラストの蓮華君の行動の意味が分かる形になっていてスッキリ。決着の付け方も悪くはなかったです。ただラストに尻切れ感が少し残るのが気になるところでした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。登場人物に愛煙家が多いのはいいけど、タバコのポイ捨て描写が多数なのは、これからは止めた方が無難かもな~。これって作者がポイ捨て常習犯だから?
大変だった割にはあっさりした引き。ツバメがいいキャラだった。 -
ラスボス・日下部明日香との決闘。
力を無くした晴久は、またタトゥを彫って力を復活させる。
薬入りのタトゥさえ掘れば、力はまた復活するんだ~。
そして最終決戦へ。
ラスボスに勝利し、三つ葉にも勝利したが、お目付け役としてタトゥはそのまま。
そんなんでいいのか? -
目が覚めたら隣にいるのは、最終体制の『ボス』だった。
記憶が切れる前までに何があったとしても
そんなもの(?)が隣に転がっていたら
そちらが最優先ですね…w
そんな呑気状態から始まる、ごく普通の体生活。
すぐさま元に戻りますけど…しかも可哀想かもしれない状態で。
そんなのんびりしているかも知れない状態から
わくわくの戦闘態勢へ。
いやもうすごかった。
確か人間に戻ってますよね? と聞きたくなるような活躍ぶり。
脳内はともかく、体力は…いけるもんですか、普通。
いやかなりひきょう技使ってますけど。
確かにこの技は使いたくない!w
二転三転、奥の手どころか壁ブチ抜きました状態の展開。
戦闘中によくそこまで考えられるな!? と驚き状態が
どこまでも続いて行くという、先が気になります、が延々と。
いやでも正直まさかの最後でした。
てっきり逃げ切るかと…悪魔vs悪魔みたいなものでしたし。
まぁ物語の向こうで逃げてるかも知れませんが。
話も自分も、テンション高いままで終了、です。 -
最高におもしろい!たばこ嫌いな人にはきついかも(主人公他、たばこ吸いまくり)しれないけど、それが大丈夫ならかなりお勧め。