蓮華君の不幸な夏休み4 (C・NovelsFantasia う 2-10)

著者 :
  • 中央公論新社
4.00
  • (3)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011950

作品紹介・あらすじ

「これまでの人生を振り返りつつ冷静に考えろ。あんたの姉ちゃんは、そんなことする女か?」「しないわね。気付いた上で放置するわね。何故ならその方が面白いから」「それが半分。残り半分は、お前を守るためだろうな」「は?あ?守る?は?何から?」蓮華晴久はラスボス・日下部明日香との決戦を前に不死身の能力を捨て去り、ずたずたでぼろぼろでぐだぐだな状態になっていた。おりしも、静観していた三つ巴の一角・三つ葉が突如参戦、亘理一派の捕獲に乗り出す。圧倒的に不利な戦力で眼前の敵を蹴散らし、ラスボス戦を乗り越えなくては「まったり」生活に戻れない。どうする晴久、最終巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 待ちに待った4巻。3巻ラストの蓮華君の行動の意味が分かる形になっていてスッキリ。決着の付け方も悪くはなかったです。ただラストに尻切れ感が少し残るのが気になるところでした。

  • 面白かった。登場人物に愛煙家が多いのはいいけど、タバコのポイ捨て描写が多数なのは、これからは止めた方が無難かもな~。これって作者がポイ捨て常習犯だから?
    大変だった割にはあっさりした引き。ツバメがいいキャラだった。

  • 9ヶ月も放置してしまいましが
    読んでみたら完結してました。
    おもしろかったです。
    蓮華君のキャラがやさぐれていていい感じ。

  • ラスボス・日下部明日香との決闘。

    力を無くした晴久は、またタトゥを彫って力を復活させる。
    薬入りのタトゥさえ掘れば、力はまた復活するんだ~。
    そして最終決戦へ。

    ラスボスに勝利し、三つ葉にも勝利したが、お目付け役としてタトゥはそのまま。
    そんなんでいいのか?

  • 目が覚めたら隣にいるのは、最終体制の『ボス』だった。

    記憶が切れる前までに何があったとしても
    そんなもの(?)が隣に転がっていたら
    そちらが最優先ですね…w
    そんな呑気状態から始まる、ごく普通の体生活。
    すぐさま元に戻りますけど…しかも可哀想かもしれない状態で。

    そんなのんびりしているかも知れない状態から
    わくわくの戦闘態勢へ。
    いやもうすごかった。
    確か人間に戻ってますよね? と聞きたくなるような活躍ぶり。
    脳内はともかく、体力は…いけるもんですか、普通。
    いやかなりひきょう技使ってますけど。
    確かにこの技は使いたくない!w

    二転三転、奥の手どころか壁ブチ抜きました状態の展開。
    戦闘中によくそこまで考えられるな!? と驚き状態が
    どこまでも続いて行くという、先が気になります、が延々と。

    いやでも正直まさかの最後でした。
    てっきり逃げ切るかと…悪魔vs悪魔みたいなものでしたし。
    まぁ物語の向こうで逃げてるかも知れませんが。
    話も自分も、テンション高いままで終了、です。

  • 最高におもしろい!たばこ嫌いな人にはきついかも(主人公他、たばこ吸いまくり)しれないけど、それが大丈夫ならかなりお勧め。

全6件中 1 - 6件を表示

海原育人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×