新月が昇るまで4 - 針の上の光 (C・NOVELSファンタジア)

著者 :
制作 : kaya8 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012247

作品紹介・あらすじ

幼い頃のジグの心に傷を残した"濡羽色の騎士"。サンナをさらい、姿を消した騎士のあとを追って、ジグとニムは、ニムの堕天の原因を作った門の先へ-二人の過去が交錯し、神殺しの鍵をも秘める地下の迷宮で"濡羽色の騎士"はこの世の真実を語り始める。彼の正体は、そして三人が選んだそれぞれの道は…神と悪魔と人の物語、堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  • めでたしめでたしなのか、よくない終わりなのか。
    とりあえずニムと仲直りしながらもうだうだ言っていたジグにサンナがいい加減にしろというところがよく言った!という感じでした。
    後、仕方なかっただろうけど、ダニエルが悲しかったです。
    最後のがいきなり世界観が違って驚きました。

  • このシリーズの真髄は、神と神との戦いに翻弄される人間ということだろうか?

    この作品の場合、神とは全きものではなく、無機質なようでもあり、同時に人間くさいところもある矛盾した存在に思えた。

    こんな存在に振り回されるなんて、なんて迷惑な…というのが正直な感想である。
    しかし、ジグラートとニムとサンナが封印を解いた遺跡の描写は秀逸だったし、そこでの戦いは息をもつかせぬものだった。

    なにを信じていいかわからない時ほど、信じることのできる仲間がいることが、一番強くいられるということだろうか。

  • 今回はハッピーエンドだった、という感想が多いそうですが、……そうかなあ。
    3人の関係においてはそうかもしれないけど、世界にとってはどうだろう。
    神や天使が一国の利益のために動く世界。…ぞっとしません。
    それがもともとの理だったとしても、ならば刻下の神の支配下にあった世界はそれほど悪いものではなかったんじゃないかと思えてなりません。
    そこに住む人にとってはどうかわからないけれど。
    そして、濡れ羽色の騎士……そうくるか、と思いました。
    シグとサンナが最終的にどういう形に落ち着いたのかも気になるところです。まあ、友情でもいいんですけども。

  • 『新月が昇るまで』の最終巻。

    予想していたより大人しく終わって安心した!
    主要人物が誰一人として生き残らないのでは…って本気で心配してた。でもおおよそ生還してたし、みんなそれなりに幸せになった。それなりに。

  • うああ、世界の設定がわかった前巻から、今巻の終息までが楽しくて仕方なかった。
    そういうことなのか! とわかると俄然面白い。
    鋼の同胞については実はもういいのかと思っていたので最後にそれが叶ってちょっと驚いた。本懐忘れてなかったんだね。
    ただ、このシリーズはちょっとアンゲルには慣れなかったです。

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著者プロフィール

作家。独特の文体でハードボイルドやホラーなどを描いて人気を博す。近刊に、人気フリーゲームのノベライズ『被虐のノエル Movement1 - vow revenge』『虚白ノ夢』、pixivミライショウセツ大賞優秀賞受賞『謳えカナリア』、第1回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞『常夜ノ国ノ天照』など。

「2018年 『被虐のノエル Movement2 - falling down』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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