笑う飛竜と歌時計 - 空飛ぶ貧乏騎兵隊 (C・NovelsFantasia く 3-9)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012698

作品紹介・あらすじ

今日も貧乏と戦う鳳騎兵隊隊長モート。戦争を回避した英雄なのに、ジント国への援助と引き替えにリアハン王国に貸し出されてしまう。冬大陸一の護法師だが最悪な性格で有名な猫婆と、ひと癖もふた癖もある部下たちを引き連れて、夏大陸の大国・リュンカ帝国に向かう羽目に。到着した途端、一行は捕らえられてしまう。ここでもジントの鳳凰は目の敵にされていたのだ。すべては飛竜の病が原因のようだが…!?

感想・レビュー・書評

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  • 今日も貧乏と戦っていたら、国王に別国へと
    援助金の方に一時売られてしまった。

    王様は金木犀で、本隊(?)は売られて
    踏んだり蹴ったり。
    用意をしていたのもおしゃかで、売られた先では投獄。
    は、免れましたけど…。
    なんかもう、しっちゃかめっちゃかになってますし。

    しかし今回は金銭面では何事もなく終了して
    よかったといえば…いや、最初の食材が
    もったいない事になってる??

  • 続編!モートは鈍感ていうか無神経ていうかそっちの回路が無いんじゃないかな。ランもマロイも報われない。しかしランの方が若干回路が繋がる余地があるのかしら。懸念は人間と人外ってだけっぽいもんな。マロイにはときめき無さそうで・・・つくづく哀れ。お兄さんとのやりとりが滑稽。新登場の飛竜、最初が悪役だったけどかわいくなってきた。双子は素敵でしたが、裏で操る側もうちょっと描写欲しかったかも。人材少ないなリュンカ。対して猫婆は良い新キャラ。悪魔との契約によりまだ展開広がりそうなシリーズで今後も楽しみ。

  • ★3.5位。ネタ、ストーリーともにいい感じでした。ただモートやランの心情、謎解きがちょっと表面的というか、納得感が少ない感じなので、もう少し文章力がUPするといいのかな。

  • 続編出ちゃいました。今回もモートはヒドイ有様です。球根。マロイの当て馬っぷりも相変わらず非道い。
    話の練り込みは前作・前々作ほどじゃないですが、キャラクターが愛らしいのは今シリーズが一番だなあ。

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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