トゥルークの海賊3 (C・NovelsFantasia か 1-66)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012735

作品紹介・あらすじ

人質をとった偽シェンブラック海賊団に対し、トゥルーク政府は人質の命が最優先であることを表明。そのため連邦軍の討伐艦隊はカトラス星系外縁部に待機せざるを得なくなった。トゥルークの巧みな交渉のもと、資材を積んだ大型コンテナ船と人質とが順調に交換され最後の一隻となった時、なぜかコンテナ船が一斉に消失。不測の事態に激怒した海賊団はついに核攻撃を決行する。さらにそこへ、所属不明武装艦艇が跳躍してくるのだった。この大混乱の結末は?『トゥルークの海賊』完結篇!

感想・レビュー・書評

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  • 20220322 読了

    偽物やっつけてスッキリ。
    グランドセブン万歳の巻でした^^

    手元にトゥルークの海賊4があって今月中に読む予定なの
    ですが、紙の本ではブクログ登録できないのが悲しい~

  • やー、面白かった。
    宇宙だから天使たちはそんなに出張らないと予想はしてましたが、よもや女王も海賊王も脇にやられるくらい「本物」が活躍するとは!
    ここにきて「グランド・セヴン」の偉大さを思い知るとはなあ。

  • 人は何歳まで生きられるのかな
    主人公達は
    いろんなものを飛び越えるからね。
    飛び越えないけど、
    伝説と呼ばれている人が
    今も生きている
    100年生きられる人がどれくらいいるのかはわからないけど
    まだまだ
    大先輩方がいてくれることで
    守られている部分

  • めでたしめでたし

  • [2021年4月現在、近隣三区全てにあり。]

    トゥルークの海賊3巻。
    『天使たちの課外活動』と並行する時間上の話だが、『スカーレット・ウィザード』の登場人物が主で、全4巻。

    天使たちの課外活動を読んでいて、どうもこれはトゥルークを先に読むべきか!?!?という感じになってきたので、シリーズ途中だったけれど割り込む形でこちらを読んでみた。

    そしたら、ドンピシャ!
    やはりこれは割り込んで読んで正解だった。シリーズこそ違えど、筆者のなかでは一つの世界として続いている話で、まさに「天使の課外活動」の1~4の頃と同じ時間軸。このシリーズにも"外伝"があるのは知っていたので、てっきり4巻までが本シリーズで別に外伝があるものと思っていたが、あ、、、読み始めてから分かった、この巻までで、4巻が外伝なんだ、、楽しみが1冊減った!!!!
    2巻の終わりからはいよいよ宇宙戦。2巻の頭で件(くだん)の写真時のエピソード紹介、もといグランドセブンの紹介があったのはこの巻のための布石だったんだ!いやでも既に、"映画撮影"の巻を読み直したくてたまらなかったけれどね。あれは、、、「スカーレット・ウィザード」でいいんだよなぁ???それに2巻で写真の話だ、と理解した際に真っ先に思ったこと。既に知っているこの写真の話、1巻でじゃなかった気がする、、、、だとしたら「天使の課外活動」の3-4あたり???本当に色々関わり合っていてファン心をくすぐる反面、さっと思いだせなかったり、シーン自体は思い出せてもいざ本をめくって探しつけなかったりすると、「文中索引」が欲しい、、、最後の首謀者に関しては名前すら思い出せず、最初にケリー達が請け負った際にいたっけ?けれども見返すべき場所もイメージのあたりもついていない状態で読み直すのもつらいなーと思っていたら、、、自分でも忘れていたけれど、1巻の頭で「この書かれていない会合(別途事前に会ったことがあると思っていた)についても"天使の課外活動"のように、巻末に外伝として載せてくれるのかな」と思った通り!?!?、シリーズ巻末に掲載してくれていたので、、、、そのままの流れで1巻を読み始め、読み飛ばしつつも2巻に、、、最後にいくつかの予想が確証となったこともあってチムニーとグランド2を取り巻く環境にも違った視点も加えて読みつつ、、、怒涛の2周読みなるものをしてしまった。たった三冊とはいえ、間を置かずにというのは初。まだ4巻があるのが救いだけど、終わると思うと読みたくなーい!!

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • トゥルークの海賊3
    200713読了。
    今年54冊目。今月3冊目?
    #読了
    #トゥルークの海賊3
    #茅田砂胡

    シリーズ完結(現時点)
    全部繋がったわ。
    読み落としてるのかと思って何度も読み返したエピソードが最後に短編で載っていた。
    痛快で切なくて、笑えて泣ける。

    あ、ブクログさん紙の書籍で絞れるようになったんですね!いい仕事です!

    表紙のダイアナが綺麗。

  •  謎だった、トゥルークの海賊の発端となったやりとりが、ようやくこの巻の最後で明かされました。
     なるほどこういう流れで、ルゥがどういう流れでどうやってそんな爆弾発言をしたのか、さっぱりわからなかったんですが、ようやくわかりました。
     それとともに、三冊分に渡る物語がこの巻で終わりました。

     お疲れ様でした。
     結局のところ、ニセモノの海賊の前に本物が勢ぞろい。
     こてんぱんにのされて、偽海賊はさよなら。
     そして、明かされたなかった、グランド・セブンの海賊のその後と始まりも明かされる。
     こういうところは、長く続く物語の特権だなあ……と思います。
     だって、終わってしまう物語は謎のままで終わってしまうことが多いから。
     作者さんが書きたいところまで書けるのが一番の幸せだと思っているので、このままどこまでもスピンオフが続いてくれるといいなあ……と思っています。

  • 201806

  • とにかく、名前や階級やらカタカナがたくさん出てきて、大変だった。
    2017/3/1

  • これぞ宇宙戦<スペース・オペラ>!と銘打ちたくなるような展開でした。宇宙を縦横無尽に飛び回るパラス・アテナとクインビー……やはり怪獣夫婦は財閥運営よりも船乗りの方が良く似合う。まさかの人が生きていたりと、息つく間もない展開。うん、やはりケリーとジャスミンは良い夫婦でお似合いだ。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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