論文ゼミナール

著者 :
  • 東京大学出版会
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本棚登録 : 104
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130032087

作品紹介・あらすじ

論文とはどういう文章か? 論文のモラルとは? 主題の見つけ方,設計と構築の仕方は? 論文を書くこと=技術(アート)として捉えて,この創造的な仕事の基本姿勢から実践方法までを懇切に解説する.卒論や学術論文の本格的な作法を身につけ,知の基礎能力を高められる一冊.

感想・レビュー・書評

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  • 論文の書き方の本としては異色だった。ひとつは筆者が美学専攻であるため、理論研究に的を絞って書かれていたためであると考えられる。タイトルのつけ方やストーリーの組み立て方など、この本からしか学べないことが多々あった。

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  • 論文の読解注意点著者がどのような論法を使っているのかすなわちどのような順序で読み手を納得させようとしているのか42ページ

    論文執筆におけるダブルノート法
    特に対象とする思想家や作家の著作を読む際には①著者の議論の要約を記すごく普通のノート②キーワードとなる単語のインデックスを作成するインデックスノート58ページ

  • 「卒論指導」という時間が設けられていると思いますが、論文の書き方やテクニックについて指導を受けている大学生は少ないと思います。日本語のアカデミックライティングだけではなく、問いが思いつかない時にどのようにアプローチしたらよいのか、といったテクニックを学ぶことも大事だと思います。このようなことは、卒論指導ではあまり教えられていないことだと思います。この本では、「卒論指導」の時間ではカバーされていないことが多く学べます。

    (サポートスタッフ文学D3)

    ▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB03282752

    ※2016年9月~「e-books corner」にて展示。
    ※2016年「英語で書く論文」特集にて使用。

  • 「論文を書くこと」は、職人が工芸品をつくるように、「技術(アート)」である、という前提にたった「論文の書き方」本。とはいえ著者もいうように「哲学の本」でもあり、単なる「テクニックの解説」では決してない。「論文とはなにか」ということについて、哲学的に考えているのである。だから、読み物として読ませる面白さがある。

    ただこれを学生が読んで論文を書くというのは、それなりに高いレベルにある学生なのだろうなあ…という気もしている。そういうことをいってはいけないのかもしれないが…。

    ちなみにこの本の表紙には英題がついていて、「THE ART OF THE DISSERTATION」である。「論文ゼミナール」という邦題だけからは決して導きだされないこのタイトルは、本文のなかで語られている〈訳語の問題〉を体現しているのだろうと思う。ある英単語を日本語に翻訳してもそれは単なる辞書的な意味であって、その作品や論文の理解には達していないということを『ハムレット』などを例に述べていることが想起できる。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00209833

  • 【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 816.5||SA

    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=169965

  • ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00529644

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著者プロフィール

佐々木健一

1943年,東京都生まれ.東京大学文学部卒業.同大学院人文科学研究科修了.東京大学文学部助手,埼玉大学助教授,東京大学文学部助教授,同大学大学院人文社会系研究科教授,日本大学文理学部教授を経て,現在,東京大学名誉教授.美学会会長,国際美学連盟会長,日本18世紀学会代表幹事を歴任.専攻,美学,フランス思想史.

「2019年 『美学への招待 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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