ナショナル・ヒストリーを超えて

  • 東京大学出版会 (1998年1月1日発売)
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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784130033138

感想・レビュー・書評

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  • 「母を辱めるな」(徐京植)、「否定論の時代」(高橋哲哉)、「儀礼としての性暴力」(長谷川博子)が特に心に残った。ある意味、1990年代にこの本が警鐘を鳴らした歴史修正主義的言説は、残念ながら今ではノーマライズされてしまったと思う。BTSや愛の不時着などが大人気の昨今、「母を辱めるな」に描かれたような過去があったということを加害者側の子孫として忘れてはならないと強く感じた。

  • ¥105

  • 烏兎の庭 第一部 書評 11.11.02
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/nationaly.html

  • 「戦争論」が出た当時の反論本。現在の議論に対応していません。

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著者プロフィール

1953年東京都生まれ。東京大学教授、全国「九条の会」事務局長。主な著書に、『ことばの力 平和の力――近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ 小森陽一対談集』(シネ・フロント社)、『あの出来事を憶えておこう 2008年からの憲法クロニクル』(新日本出版社)など。

「2018年 『手塚マンガで憲法九条を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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