- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130100922
作品紹介・あらすじ
光輝くキリスト教文明と、暗闇としてのイスラーム世界?いまなお揺るぎないヨーロッパのアイデンティティの淵源とは?ミシュレ、ユゴー、ルナン…近代の多様な言説の徹底した分析を通して、「ヨーロッパ」・「近代」に迫る比類なき挑戦の書。
感想・レビュー・書評
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ヨーローパの国々を訪れると、その壮麗な建築物に目を奪われるが、それら建築物はアジアやアフリカ、中南米の植民地から収奪された莫大な利益が背景にあったということは、つい忘れてしまいがちである。
明治維新以来、わが国も欧米に追いつけ追い越せと追従してきたのであるが、こういう書物を読むと、ときに欧米的な価値観を畏敬するべきものとするわたしたちの考え方や感性について、あらためて振り返る機会が与えられるのである。 -
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No.91
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