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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130101080
感想・レビュー・書評
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責任概念を根本から遡って再考する。
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「責任を問う」 や 「責任をとる」。この本を読むと、世に蔓延っている 「責任」 という概念が覆されます。
私たちは普段自分の意志で自分の行動を決定している。本当にそうなのか。本書はそこから始まって、ナチス・ドイツのホロコースト、死刑制度、冤罪等の検証を通して、私たちが自明のものと思っていることについて、緻密に、冷静に、そして鋭く考察していきます。その上で、著者は否定したり悲観したりせず、ただ、「知っておいた方がいいよ」 と私たちに囁いてきます。
<国際学部研究生>
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1544380 -
過去1年間に読んだ全てのジャンルの本の中で最も面白かった本。(それ以前の本は忘れているので比較しようがない)