危機の時代の哲学 想像力のディスクール

  • 東京大学出版会 (2021年8月25日発売)
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  • 本 ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130101516

作品紹介・あらすじ

世界はいま危機に直面している.その危機に直面したときに試されているのが,我々の想像力であり,イメージの力なのである.その想像力を鍛えるのに最も重要なのは,批判(クリティーク)なのだ.いま最もアクチュアルに活動している哲学者・中島隆博が紡ぐ,危機の時代の哲学の実践へ.

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  • 危機の時代の哲学: 想像力のディスクール Philosophy in Crisis: The Discourse of Imagination

    はじめに

    第I部 近現代における哲学の批判
    第1章 主権のパルタージュ(I)原子力と主権
    第2章 主権のパルタージュ(II)民主主義と立憲主義
    第3章 沖縄の語り方――大田昌秀と伊波普猷
    第4章 記憶と正統――丸山眞男における法・暴力・歴史
    第5章 不服従の遺産――1960年代の竹内好

    第II部 近代日本における哲学の批判
    第6章 関係概念としての東アジア,周辺としての東アジア――廣松渉と三木清
    第7章 言葉の言葉――三木清の普遍性と宗教性
    第8章 批判と道徳――クロード・レヴィ=ストロースと梅本克己

    第III部 中国における歴史の批判
    第9章 中国の歴史意識――歴史叙述と正しさ
    第10章 統への欲望を断ち切るために――中国史学史
    第11章 司馬遷『史記』の想像力――鳥,龍,星の友情

    第IV部 東アジアにおける表象の批判
    第12章 美学にとって「中国」とは何か――朱光潜の中国的モダニズム
    第13章 線とオリエント――ヴァーチャル・リアリティーのもう一つの語り方
    第14章 舌のない人間の様に――撫順炭鉱での沈黙

    あとがき
    https://www.utp.or.jp/book/b582887.html
    https://ameblo.jp/yasuryokei/entry-12787255199.html

  • 第I部 近現代における哲学の批判
    第1章 主権のパルタージュ(I)原子力と主権
    第2章 主権のパルタージュ(II)民主主義と立憲主義
    第3章 沖縄の語り方――大田昌秀と伊波普猷
    第4章 記憶と正統――丸山眞男における法・暴力・歴史
    第5章 不服従の遺産――1960年代の竹内好

    第II部 近代日本における哲学の批判
    第6章 関係概念としての東アジア,周辺としての東アジア――廣松渉と三木清
    第7章 言葉の言葉――三木清の普遍性と宗教性
    第8章 批判と道徳――クロード・レヴィ=ストロースと梅本克己

    第III部 中国における歴史の批判
    第9章 中国の歴史意識――歴史叙述と正しさ
    第10章 統への欲望を断ち切るために――中国史学史
    第11章 司馬遷『史記』の想像力――鳥,龍,星の友情

    第IV部 東アジアにおける表象の批判
    第12章 美学にとって「中国」とは何か――朱光潜の中国的モダニズム
    第13章 線とオリエント――ヴァーチャル・リアリティーのもう一つの語り方
    第14章 舌のない人間の様に――撫順炭鉱での沈黙

    あとがき

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著者プロフィール

東京大学東洋文化研究所教授

「2024年 『日本の近代思想を読みなおす4 女性/ジェンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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