- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130120463
作品紹介・あらすじ
数学ギライでも大丈夫。人間の心に迫るデータ分析の初歩をじっくり解説。さらりと読めて最低限のポイントが身につく。読み物のように通読できる、入門書を読むための準備体操(ウォームアップ)として機能する本。各章末に「章末エッセイ」を設け、実際の心理学研究に興味を持てるよう工夫。本文では、実際の心理学研究にいざなうために、ソフトウェアの出力もあえて掲載している。
感想・レビュー・書評
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心理学専攻の1年生へ。
心理学の研究をする上で,【統計】無知だと,ややつらい。
「落ちこぼれてしまったかも……」と思っているあなた!
大丈夫!
この本までキャッチアップしておこう!
192頁。新書のようにスイスイ,1日で読めます。
人間科学部 T.O
越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000675160詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心理統計の全体像がざっとつかめる本。
大学時代に理解せず、受験勉強的に統計の授業をこなし、
卒論のときは先輩の助けを借りてなんとか卒業できた私にとって
この統計の知識の意味はこうだったのかとか、
こういう場合にこの知識を使うのかというように
統計知識の関連付けができました。
もちろんこの1冊だけでは、卒論まで対応はできないが、
統計の入門書を読む、または統計の授業を受ける前に
ざっと読んでおくことで
より統計の概念が体系的に理解しやすくなると思います。
細かな部分に関しての説明はあえて省略してあるので、
著者のいうように次の本に進んではじめて実際に
統計が使えるようになると思います。 -
平均、分散、標準偏差からt検定、相関係数まで。計算の中身は登場しない。SAS、SPSSの出力については触れられる。計算手順を追いかけるのではなく、どんなときにどんな分析を使うのか(のさわりの部分)を概観できる。統計I、IIをやる前に読みたかった。