境界の中世象徴の中世

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130200769

作品紹介・あらすじ

絵巻物や荘園絵図に表現された標識・記号・色彩の象徴的意味を解読しながら,中世の民衆をとりまく様々な境界のあり方,中世人の境界認識のあり方を探る.本書では,〈空間的〉境界,〈身分的・世代的〉境界,〈感覚〉レヴェルの境界をとりあげる.

著者プロフィール

1943年生まれ。東京大学名誉教授。文学博士。専門は日本中世・近世史、絵画史料論・歴史図像学。著書に『源頼朝の真像』『国宝神護寺三像とは何か』『洛中洛外図・舟木本を読む』『豊国祭礼図を読む』『江戸図屏風の謎を解く』『江戸名所図屏風を読む』(以上、角川選書)、『岩佐又兵衛と松平忠直 パトロンから迫る又兵衛絵巻の謎』(岩波現代全書)、『増補 姿としぐさの中世史 絵図と絵巻の風景から』(平凡社ライブラリー)など多数。

「2020年 『岩佐又兵衛風絵巻の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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