現代中国の歴史 第2版: 両岸三地100年の歩み

  • 東京大学出版会
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130220262

作品紹介・あらすじ

中国近現代史の通史として定評のあるテキストの改訂版.2008年の初版刊行から10年の間に超大国として世界のなかで位置づけも劇的に変化した中国.第2版では2008年以降の叙述にくわえ,2000年以降を叙述した章を全面改稿し,年表・参考文献も刷新した.新たな現代中国を知るために.

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:222.07A/Ku11g//K

  •  いかにも教科書らしい本。「近代国民国家を目指す動きが明確に」なった19世紀末から20世紀初頭が対象。毛沢東時代というように人物の個性に着目するよりは、国としての大きな動きを中心とした記述だ。他方、西安事件の評価として、蒋介石に対するクーデタとしては失敗だったが、蒋介石と南京国民政府の持つ役割の大きさを改めて鮮明にした、とある点など自分にとって気づきがあった。
     また、政治面のみならず経済・社会面の記述も多い。戦後国民政府の経済・財政政策の失敗が共産党への敗北の一因だったことや、19世紀末以降の都市大衆文化の活況、教育普及の努力など。朝鮮戦争後は学生・知識人や宗教共同体が弾圧され、「画一化された社会」となったが、一皮剥けば複雑多様な状況があり、それが改革開放後に一挙に表面化した、とある。現在の中国についても、物質的変化や情報の流入により価値観が多様化した、としている。

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著者プロフィール

信州大学人文学部特任教授

「2019年 『現代中国の歴史 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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