中世の都市―史料の魅力、日本とヨーロッパ

制作 : 高橋 慎一朗  千葉 敏之 
  • 東京大学出版会
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130230575

作品紹介・あらすじ

京都、ローマ、アルル、エルサレム、奈良、鎌倉-日本史学・西洋史学・建築史学の気鋭の執筆陣が、個性豊かな原史料を読み解き、中世という時代を鮮やかに描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 東西の中世は西欧が5~15、日本が11~16世紀とずれがあるものの、集権的なシステムが崩壊し、近代国民国家、または幕藩体制などの強固なシステムが登場するまでの「中間の時代」として、都市が発生してきた時との出だしで始まりますが、最後まで二元論のように交わることなく、二つの論文が併存したような印象でした。中世の西欧では【エルサレム】が理想の模型としてイメージされていた、また人格を持って女性に譬えられるのに対して、日本の都市は無機的で絵画にもあまり描かれていないという説明は興味深かったですが・・・。

  • 「書きっぱなし」の論文集ではない。

    日本史・建築史・西洋史の共通点と相違が
    通読によっていかに浮かび上がるか、
    「読み方の実例」を示す「結」は一読の価値あり。

    「序」にもあるが、
    リンチ『都市のイメージ』を踏まえて
    「空間」「信仰」の二部構成をとり、
    「都市性とは何か」の問題意識を共有しているから
    可能なのだろう。

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