個と共同性: アジアの社会主義 (新しい世界史 9)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130250733

作品紹介・あらすじ

本書では、アジア(具体的には中国とベトナム)の社会主義の歴史と現実を捉らえる分析視角として、「先進」国日本にも共通する課題を設定したい。それを包括的に言えば、概念的には対立的に扱われ、現実の過程では相互に浸潤し合っている(私的なるもの。個人、ある意味での家族)と(公的・共同的なるもの。民族、国家、社会、集団、共同組合)との関係のあり方を、所有と社会関係の変遷を軸に辿ることである。この共通する課題から見すえるなら、社会主義のアジア社会を等身大に描くことができ、またそのアジア的特質をも浮き彫りにできるにちがいない。

著者プロフィール

元・茨城大学教授、2001年没

「2010年 『同時代史としてのベトナム戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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