ASEANパワー: アジア太平洋の中核へ

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130301145

作品紹介・あらすじ

1990年代は、ASEANが大きく変容した時代である。冷戦時代を生き抜いてきたASEANは、一方では拡大と深化をめざし、他方ではアジア太平洋における広域的制度の創設に大きく関わっている。本書は、こうした新しいASEANの姿を描いたものである。

感想・レビュー・書評

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  • マレーシアの成立はイギリス領東南あじゃいの独立と密接に関連してきた。
    東南アジアのすべての国が東南アジア友好協力条約に加盟し、互いに紛争の平和的処理にコミットした。東南アジア内部の相互信頼体制は一応成立し、相互安全保障を実際に確認し続ける過程が待っている。

    冷戦の終結とともに従来は戦略の場としての対象であった東アジアと太平洋は、今やアメリカ自身が参加する地域として構想されるようになった。

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著者プロフィール

1972年東京大学卒業。1982年マサチューセッツ工科大学Ph.D.専攻は国際関係論、特に国際関係理論、比較地域体系。東京大学教授(1991~2012年)を経て、現在青山学院大学国際政経学部教授。<主な著作)『国際関係論』(共著、2002年)『コンピュータのなかの人工社会』(共著、2002年)『人工社会構築指南』(2007年)『新しASEAN』(編著)他多数。

「2014年 『アナーキーな社会の混沌と秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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