国際関係論の系譜 (シリーズ国際関係論 5)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130342551

作品紹介・あらすじ

学問として,また日々展開する国際関係を議論する仕事として,国際関係論はどのような軌跡を辿ってきたのか.古今東西の議論を広く視野に収めながら,20世紀および日本を軸に,国際関係論をトータルに問い直し,政策的指針を提示する.未来への道しるべ.

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹は個人のアイデンティティも国家のアイデンティティもともに一定の形をもたなくなったグローバリゼーションの時代精神を描く。
    彼には居住地というものがないので自由に旅する典型的なポストナショナリズムの小説家である。
    日本の国際関係論は、国家学、マルクス主義、歴史主義、構成主義となってきた。
    地域研究と国際関係論は日本では連携され、一本化している。アメリカでは重なる部分のある学術分野とは見られていない。

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著者プロフィール

1944年、新潟県生まれ。政治学博士(M.I.T.)。東京大学名誉教授。前新潟県立大学学長兼理事長。元国連大学上級副学長。現桜美林大学特別招聘教授。著書・論文多数。

「2021年 『実力大学をどう創るか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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