学歴・試験・平等: 自治体人事行政の3モデル

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130362764

作品紹介・あらすじ

日本の公共部門の昇任人事は,いかなる能力観のもとに行われているのか.本書は,1930年代から2000年前後の大規模自治体――大阪市役所、東京都庁、神奈川県庁――の昇任システムを綿密に分析し,3つのモデルを提示する.日本の人事管理の実態に迫り,その多様性を明らかにする意欲作.

感想・レビュー・書評

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  • 昇任・採用・研修・配置の有機的な連関の中で構築される自治体人事行政の極端事例として大阪市、東京都、神奈川県を取り上げ、それぞれ学歴主義、試験主義、平等主義という3つの自治体人事行政のモデルを導出。戦前からの経緯を丁寧にたどり、それぞれのモデルの経路依存性も明らかにしている。
    東京都が試験主義というのは想定の範囲内だったが、大阪市が学歴主義、神奈川県が平等主義で人事行政が運営されてきたという隠れた事実がわかっただけでも本書はインタレスティングであった。
    著者も本書の意義として、理論的意義、事実発見の意義、方法論的意義、政策的含意を指摘しているが、本書の内容は行政学の研究として非常に優れたものだと感じた。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/523696

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著者プロフィール

福島大学行政政策学類准教授

「2020年 『学歴・試験・平等』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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