実践としての統計学

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130420709

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  • 【押し付けの統計学から使える統計学に向けて】

    『実践としての統計学』(佐伯胖・松原望 編)
    2000年1月25日 初版
    2002年8月6日 第4刷

    今日マニュアル化した統計学の現状には不満が多い。統計的にものごとを見たり、分析するとはどういうことか。現実問題に照らし合わせながら、統計的な考え方の活かし方と適用上の批判をも説く。じっくりていねいに説きつつも、あたらしい問題を提起し活発な議論を巻き起こす好著。

    FROM 東京大学出版会


    いまの(心理)統計学がきらいな人に
    ぜひ読んでほしい。

    統計学はあなたを知りたいことを
    手助けするためにあるものであり、

    統計学はあなたの知りたいことを
    ゆがめるものではない。

    にもかかわらず、統計学が大変
    権威主義的なのはなぜなのか。

    私たちにとって「使える」統計学とは
    何なのか。

    統計学ユーザーにとって必要な視点はまさに
    「実践としての」というものであろう。

    東京大学出版会さん、
    重版を望みます。

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著者プロフィール

信濃教育会教育研究所所長・東京大学名誉教授・青山学院大学名誉教授
1939年生まれ。1970年ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了、Ph.D。 主著『「きめ方」の論理』(東京大学出版会、1980)、『幼児教育へのいざない』(東京大学出版会、2001)、『「わかり方」の探求』(小学館、2004)ほか多数。

「2024年 『実践としての統計学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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