若者と仕事: 「学校経由の就職」を超えて

著者 :
  • 東京大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130513111

作品紹介・あらすじ

フリーター,ニートの急増に見られるように,日本の〈若者と仕事〉の現状はきわめて厳しい局面にある.著者は,こうした現状の背景にある日本独特の要因として「学校経由の就職」の機能不全と「教育の職業的意義」の不在を指摘し,具体的な打開策を提案する.

感想・レビュー・書評

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  • 3990円購入2011-03-31

  • いろんな人の文章をまとめた本最近若者論をたくさん見るんだけど実は 若者 と ひとくくりにすることこそが問題を大きくしているような気がしますいわゆる ニートの くくりの中にも病気の人もいれば障害者もいればいろいろだと思うのよ

  • ニートだのフリーターだの、マスコミからのバッシングがやたらと盛んな昨今ですが、この本はなかなかまともそうでした。
    (結論である)最終章を除く残りの全編は、きっちりとデータなり、昔の資料にあたることによって構成されており、精神分析ではどーだの、あの人はこういったのという、「上手く過去の理論をつなぎ合わせただけの」本ではありませんでした。

    データの見方もクリティカルシンキングが出来ていて、しっかりしていたのではないかと思います。

    なにより、私の実感にも合っていました。

  • 分類=雇用。05年4月。

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著者プロフィール

本田 由紀(ほんだ・ゆき):東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は教育社会学。著書に『教育の職業的意義』『もじれる社会』(ちくま新書)、『教育は何を評価してきたのか』(岩波新書)、『社会を結びなおす』(岩波ブックレット)、『軋む社会』(河出文庫)、『多元化する「能力」と日本社会 』(NTT出版)、『「家庭教育」の隘路』(勁草書房)、『若者と仕事』(東京大学出版会)、『学校の「空気」』(岩波書店)などがある。

「2021年 『「日本」ってどんな国?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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