電磁気学の基礎 (2)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (670ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130626149

作品紹介・あらすじ

微視的な原子の世界から,日常の世界,宇宙の果てまで,あらゆる物理現象を支配する法則,電磁気学.それらはすべて,マクスウェル方程式によって記述されている.本書はできるだけ多くの人に,その言語を理解し,電磁気学の面白さにふれてもらうために書かれた入門書である.

感想・レビュー・書評

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  • 難しかった。その理由は数学的な道具立の難しさと導入される概念に慣れる難しさだった。

    しかし、電磁気学の守備範囲の広さが堪能できた。

    電磁気学の分野で先人たちの苦闘の跡が終える構成である。

    相対論、統計力学、量子力学、解析力学を一通り学び終えた後に取り組むべき教科書で、何処かが欠けると落ちこぼれる可能性大。しかし、電磁気を元にそれらの諸分野が有機的に繋がっていることを実感できる、という意味で良書であった。

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著者プロフィール

太田浩一
1951年生まれ。中央大学大学院博士後期課程単位取得退学。翻訳家。
訳書に『ルルージュ事件』(ガボリオ)、『ミステリ文学』(ヴァノンシニ)、『三つの物語』『感情教育』(フローベール)、『オルラ/オリーヴ園』(モーパッサン)等。

「2022年 『北の橋の舞踏会・世界を駆けるヴィーナス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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