偏微分方程式入門 (基礎数学 12)

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  • 東京大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130629034

作品紹介・あらすじ

本書は、主に大学の2‐4年の理工系学生を対象として、偏微分方程式に関する常識的な事項を一通り提供することを目的として書かれている。

感想・レビュー・書評

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  • 本書では,まず物理学における偏微分方程式の例を扱ったのちに数学的理論について説明される。初心者向けではないが長く使える教科書。

  • 必要になったときのテキストとして。

  • 物理も交え、実用的に偏微分方程式を解く方法を体系的に、丁寧に説明し、最後に理論的な基礎も提供している良書。

  • 東大出版会らしく、なんでもかいてある本。第1部の物理的考察のまとめは役に立つ (NN)

  • 3570円購入2011-03-31

  • 数学と物理、言い換えると基礎論と応用のバランスが取れている。

    剛体などの初等力学、流体力学、電磁気、量子力学の物理諸分野の数式的原理をざっと学ぶこともできるし、これらを学んだ後により深く数学的に位置付けることもできる。

    わたしは後者だったが、食らいつきながらも、なんとか最後まで独学した。行間がほぼ埋まっていたので助かった。難易度は後半に行くにつれ、上がっていく。とくに最後の2章は難しかった。関数解析の学習が必要か。

    残念ながら、問題に対する回答はない。

    常微分方程式、ベクトル解析、また、第Ⅲ部・偏微分方程式論の基礎はいわゆる高木の解析概論レベルの学習は前提されている。

  • 学生のときに何となく買ったけど,難しそうで全然読んでない本.

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著者プロフィール

金子/晃
1968年東京大学理学部数学科卒業。1973年東京大学教養学部助教授。1987年東京大学教養学部教授。1997年お茶の水女子大学理学部情報科学科教授。理学博士、東京大学・お茶の水女子大学名誉教授

「2021年 『関数論講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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