人と技術で語る天気予報史: 数値予報を開いた〈金色の鍵〉

著者 :
  • 東京大学出版会
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130637091

作品紹介・あらすじ

「天気晴朗ナレドモ浪高し」。時代の背後に響く天気予報の鼓動。コンピュータの発明は予報技術をいかに変えたのか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 先日、気象庁に新たに納入されるスパコンがHITACHI SR16000 M1 (847TFLOPS)に決まったと発表されたけど、本書では日本で最初に数値予報に用いられたIBM 704をめぐる話題が大きなテーマになっている。これは1959年と、かれこれ半世紀も前の話だ。ちなみにIBM 704の後継機は、HITAC 5020/5020F以降、今に至るまで日立のスパコンとなっている。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1940年、滋賀県出身。理学博士(九州大学)
気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長などをつとめ、現在は、気象学の普及などを目的とする「気象コンパス」を主宰。
著書に『わかりやすい天気予報の知識と技術』(オーム社)、『図解・気象学入門』(共著、講談社ブルーバックス)、『気象庁物語』(中公新書)など。

「2019年 『天気予報はどのようにつくられるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川武彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×