ゲーデルと20世紀の論理学 4 集合論とプラトニズム

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130640985

作品紹介・あらすじ

「ゲーデルのプログラム」とは何か、ゲーデルの哲学はいかに読まれるべきか。集合論が創る無限宇宙の探査。シリーズ完結。

感想・レビュー・書評

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  • ゲーデルの業績を中心とした数理論理学の教科書で,入門書から専門書に進む際の手掛かりとしてちょうど良い。

  • ゲーデルといえば、不完全性定理を思い浮かべる人も多いだろうが、連続体仮説についても貢献していることを知っている人は少ないのではないだろうか。

    第一部は証明が多く、理解しづらい概念もあるので苦しむのは確かであるが、じっくり読めば、理解に近づくことができる。

    第二部は証明が少ない。定義と定理が並んでいて、それを鑑賞していくという感じであろうか。

    第三部は哲学である。好みによるだろうが、私は好意的に読むことができた。

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著者プロフィール

東北大学大学院理学研究科教授

「2019年 『山の上のロジック学園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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