認知言語学

著者 :
  • 東京大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130820080

作品紹介・あらすじ

認知言語学とは、ことばを通じてこころのはたらきを理解しようとする研究である。本書では、「カテゴリー化」「メタファー」「構文知識」といった認知言語学の主要な概念を体系的に説明し、さらにこの分野を文化人類学、発達心理学のような隣接領域との関わりからも広く展望する。分析例には日本後、英語とともに数多くの言語を取り上げ、ことばの普遍的特徴からのアプローチを試みる。認知言語学の基本的な考え方や分析方法を学ぶ人のためにテキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 「言語学」初心者におすすめ。

    精読致しました。
    確かに大学の授業で使われそう。
    よく聞く用語や、人間の「言語」とはどういうものなのかが分かって良かった。メタファーとか慣用句は、意外に深い認知活動をしているのね。

    9章「文法化」をレポートの参考にしたいのだけど、義務性とか拘束性の認定基準がよくわからん!

  • 認知言語学を勉強するにあたり入門書として読んだ本。
    教科書として執筆されたらしい。
    言葉は世界をあるがままに描写したものではなく、
    一度人間が解釈してそれを表現したものだというところから始まり、
    認知言語学の各流派で前提となっている概念や用語の説明がなされている。
    各章の終わりには練習問題も収録されている。

  • 認知言語学って本当にとっつきにくい難しい分野です。本当は誰か先生から学ぶとより理解良いのですが、それができない人にとりあえず読んでもらいたい。入りやすい?方の本だと思います。

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著者プロフィール

慶應義塾大学環境情報学部教授。
専門分野:言語学(意味論、機能的類型論、談話分析)。

「2023年 『言語文化とコミュニケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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