まなざしのレッスン 1 西洋伝統絵画 (リベラル・アーツ)
- 東京大学出版会 (2001年4月23日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784130830300
みんなの感想まとめ
西洋絵画の鑑賞法を深く学ぶことができるこの書籍は、175点の美術写真を通じて、入門者からある程度の知識を持つ人まで幅広く楽しめる内容となっています。14~19世紀の絵画をテーマにし、神話画や宗教画、肖...
感想・レビュー・書評
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知らないこといっぱいで面白かった 教科書みたいに何度も読み返したい
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東京大学教養学部で行われる美術史講義の教科書のようです。全部で175の美術写真がふんだんに使われており、西洋絵画の鑑賞法やポイントなどを詳しく解説してあります。ジャンルも神話画、宗教画、寓意画、肖像画、風景画、風俗画、静物画と網羅的にカバーしており、入門者だけでなく、ある程度知識がある人にも幅広い知識をつけてくれる一冊となっています。
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必読。
ふんだんに写真を使って14~19世紀の西洋絵画のいろはを講義を聴いているように教えてくれる。何もしらない大学1年生でも美術館によく行くシルバーサークルのおばちゃんも納得させる。
すごい、上手、きれい、有名・・・美術館に飾られた傑作に当たり前の形容詞をたたきつけるのはやめよう、現物を見たら動けなくなってしまう対面をしよう。
この本を読んだら『受胎告知』の前を15分で通過することはないはず(→フィレンツェに行こう)
唯一この本の悪いところと言えば、読んだら西欧に行きたくてしょうがなくなってしまうこと。 -
一読だけではインプットしきれなかったが、興味深く読み進めることができた。画家が絵の中に残した意味を知るきっかけになるし、知らずに絵を見るのはもったいないと思わせてくれる。掲載された絵画のほとんどが白黒なのが残念
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美術館をもっと楽しみたいと思い読んだ本。大学の講義がテーマごとにまとめられておりわかりやすい。
全くの初心者だったので、ギリシャ神話のアトリビュートなどとても面白かった。挿絵も多く、教養を深めるのに役立つ一冊。 -
12回の授業をまとめた本で、西洋美術史の基礎概念を学べる本。美術館は楽しくない、面白くない、と思う人はぜひ読んでほしい。西洋美術史の見方、考え方、着眼点を身につけることができる。
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2019I240 723/Mi1
配架場所:C2 -
図像解釈学(イコノロジー)に興味が出てきて手に取った。宗教画におけるアトリビュートは前から知っていて、覚えるのが大変だなあと改めて思ったが、タイポロジー(予型論、予表論)は絵画鑑賞に役立つ視点だとはじめて学んだ。タイポロジーは旧約と新約の両世界に対応関係を見出す発想で、キリストを第二のアダムと捉えるような場合が典型例。ダヴィデとゴリアテの戦いはキリストとサタンの戦いの予型、アブラハムによるイサクの犠牲は神によるキリストの犠牲の予型と見なされる...という話で、この新旧の対応関係を見出す視点というのが面白い。
また、そうした宗教画・歴史画から、風景画や肖像画や風俗画や静物画が生まれたというジャンルの広がりの話も面白かった。 -
ん〜個人的に目新しい内容に乏しく期待外れ。
また、絵画とその説明文がそれぞれ違うページに配置される構成になっていて読みにくい。
参考文献を沢山拾える所はイイね。 -
西洋絵画の入門編。知識の整理に役立つ。美術史入門としても良い。
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授業の教科書でした。
初級編として最高に面白いと思う。と初級者が偉そうに言ってみる。
いや、ほんとにわかりやすくて面白かったんだって。実際絵画展とか行って「おお~」って思えるんだもの。今までよりも浮き浮きできるんだもの。 -
学生のときの美術史の教科書。
読むと読まないでは、美術館での楽しみが倍は変わるとおもう。
初心者にもわかりやすく、誰でも手に取りやすいのもポイント。本の装丁も好き。
客観的で、わかりやすい解説書である。 -
お借りした長の年月が過ぎてしまいました…
図版が多く載せてあって、ほとんど載せた絵に関する言及になってるから読みやすい。一々他の辞典やら画集やら引っ張る気力のない人間にもとりあえず読み通せる。(もちろん、白黒のものすごい縮小コピーでしかないので、できるだけ現物、そうでなくてもせめて大判の画集くらい引っ張ってこいというところでしょうけども…)
上野とか新国立とかでふらっと入ってきた初心者向けにもわかるように噛み砕かれた企画展の解説板を集めたみたいな感じ。
すごく親切。 -
イギリス滞在中、西洋絵画を学んだ本。
この本によって、ナショナルギャラリーが更に好きになりまた♪ -
非常に直球まっとうな西洋美術史の「教科書」。
美術史に関して言えば、面白おかしく書こうとすればいくらでも面白くできるジャンルだけど、どうも局所的というか、流行の画家だけを取り上げてる便乗商法的な本も多い気がする。
しかし冒頭にも書いた通り、この本は「教科書」として、西洋美術史で覚えておくべき概念、「見かた」を教えてくれる。
私個人はといえば、学生時代に3つ西洋美術史の講義(しかも、日本の大学での一般教養と、史学科のものに加え、海外大学の教養学部でも受講したという訳の分からない幅広さっぷり/笑)を取ったけれど、いずれの授業も、ここまで基礎的な体系としての西洋美術史を教えてはくれなかった。その点で、この本を読めて非常に有意義だった。
ただし、この本はよくも悪くも都度都度のテーマに沿って概略を話すという内容なので、クロノロジカルな西洋美術の進化は見えないし、特に神話は作品の背景となるエピソードを十分に紹介できているとは言い難いし、この本を読むことで、読者がどこかの作家/時代に強い思い入れを抱くこともあまりないと思われる。
だから、この本はあくまでも西洋美術史を学ぶ上でのスタート地点ともなるべき一冊であり、深く学びたい人にはちょっと物足りないかも?でも、そういう人のために文献リストが充実しているのも、この本のいいところ。
あと、作品のほとんどはモノクロで粗い印刷だから、本当はどんな色彩なのか、自分でググらないといけないという難点も。
個人的には、西洋美術史の本は結構たくさん読んでいて、ここに書いてあることは概ね知っていた(または読むだけですぐ理解できた)のだけど、逆に東洋美術史は全くの門外漢なので、東洋美術史でこういう本があったらすぐにでも読みたい。 -
絵画を楽しみたい人向けにとても分かりやすい入門書。
絵画の中で表現されている様々な「意味」を読み解く事が出来るので、謎解きをしている様な感覚になりとても楽しい。
この本を読んだ後様々な名作を見ると、その奥深さに感動がさらに増した。 -
[ 内容 ]
絵画をみる、読む、楽しむ。
18世紀までの絵画をジャンル別―神話画、宗教画、肖像画等―に取り上げ、実践的に解読。
異なる文化から生まれた西洋絵画をみるコツを伝授する。
モノクロ図版175点、カラー口絵12点収録。
[ 目次 ]
イメージの時代―「私たち」が「西洋絵画」を見ること
神話画(神々の姿を見分ける;物語を読む)
宗教画(旧約聖書の主題―神と人間のドラマ;新約聖書の主題―キリストの生涯と受難;礼拝像、その他の主題)
寓意画―意味を解読すること
古代史と幻想―正統なるものと逸脱するもの
肖像画―写実性と理想化のはざまで
風景画―背景から独立したジャンル
風俗画―その他大勢のジャンル
静物画―物にたゆとう生と死
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
映画のように詳細なストーリーがそこで語られることはなく(映画にしても予備知識を大いに求められるものもあるが)、「すっげーキレイだけど、よくワカラン」で終わりがちな西洋絵画。
神話や聖書、歴史の知識に沿って、どのように見ればいいのかを教えてくれる。目が絵画を像として捉えるだけでは見えてこない西洋絵画の「見方」の入門書。
日本でも美術館の企画展で実物に触れる機会はあるが、ただ見るだけでなく、より楽しんで見ることができるようになりたいという意欲を持たせてくれた。 -
西洋美術を観る際の最低限の基礎知識やメソッドをとても丁寧に、わかりやすく解説してくれている本(神話画・宗教画・アトリビュートetc)。おしつけではなく、観る側の素直な姿勢(予備知識で凝り固まってない)を尊重した上で、絵を見ることの楽しさを教えてくれる一冊です。美術館に行く機会の多い人にぜひ♪
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著者プロフィール
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