山口晃作品集

著者 :
  • 東京大学出版会
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本棚登録 : 488
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130831000

作品紹介・あらすじ

日本美術をたくみに引用しながら、透徹した眼で現代世界を描く画家・山口晃の第一作品集。大和絵特有の雲霞がたなびく画面に、中世の甲冑姿の武士たちが、馬ではなくオートバイにまがってひしめく。時間も空間も横断して、精緻に描かれた人や物。日本橋三越本店100年キャンペーン用作品も含めて60余点収録。ルーペしおり付き。

感想・レビュー・書評

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  • かなり好きなのだが、いかんせん、
    本物を鑑賞していない。
    なので画集での鑑賞・・・やっぱスゴイ。
    人物の書き込みが楽しい。
    人物の姿が楽しい。
    人物の配置が楽しい。
    とにかく楽しい絵画なのだ。
    ルーペがなきゃ見られないほど細かい。
    う~ん、縮尺が把握できない~。
    やっぱり本物を鑑賞したいな~。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 虫眼鏡片手にまじまじと見てみたい絵。
    不思議なものが見つかるとうれしい。

  • とにかく緻密でユーモアのある山口絵画。大和絵の文脈が…とか理屈はどうでもよく、ひたすら細かく描かれた都市や人物を見ていると楽しくなります。画集のサイズが小さく、ルーペが付いているのですがルーペなぞなくても楽しめました。個人的には同じ絵を油彩画で描いたのと日本画風に描いた絵の比較が好きです。見るたびに発見がありそうです。

  • 今も昔も変わったようで大して変わってないのかなと感じつつページをめくりました。

    24-25ページの絵はがんセンターにかかっているらしく、確かに病院の待合室に飾ってたら時間つぶしになりそうだなぁと思いました。

  • 最高!見ていて幸せ!いくらでも見れる!線が綺麗で、色彩も楽しい!ユーモアも面白くて、現代と過去の混ざり合い、作品の中の色々なドラマとか、そこには批評性みたいなものもあるかもしれないけど、とにかくごちゃ混ぜで楽しい!山口さんの作品解説も笑える!

  • 300322534  723.1-ヤマ

    普通の日本画?
    いやいや、よく見ると面白いものが見えてきます。
    (とても細かいので注意)

  • 不思議な感覚を味わえる。もっと大きな本にしてほしい。

  • 見ていてうれしいけれど、小さすぎ・・・。大判で観たい。

  • 山口晃熱が続く...。見れば見るほどに、興味深い。この作品集はどうしても絵が小さくなるのでルーペ付き。

    小さいが故に、トリミングして一部拡大してくれているのだけど、やはりノートリミングでちょこちょこ見るのが楽しい。ところどころ描かずにはおられない「メカごころ」がまた、良いんです。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。群馬県桐生市育ち。東京藝術大学大学院修士課程修了。大和絵や浮世絵の様式を織り交ぜながら、現代の景観や人物を緻密に描きこむ画風で知られる。平等院養林庵書院に襖絵を奉納。新聞小説の挿絵やパブリックアートなど、幅広く活躍している。著書に『すずしろ日記』『山口晃 大画面作品集』『ヘンな日本美術史』など。

山口晃の作品

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