セルフ・コントロールと禅 (NHKブックス 399)

  • 日本放送出版協会 (1981年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784140013991

感想・レビュー・書評

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  • 「現代人においては、右半球の働きが抑えられ、自然への気づきの媒体となる情性(肉体)への気づきが鈍麻ないし麻海しかかっている。これについては、病める社会の中にどっぷりとはまりこまざるをえない現代の危機的な情況一般に由来するばかりでなく、今日の若い世代は、しばしば、失感情、失体感の傾向の強い親たちによって育てられること、いろいろな事情のために、幼時に温かい親子間の交流を経験できないことなどによって、幼時から右半球の機能が抑制される傾向が培われてゆくことが考えられる。
    もともと精神分析のねらいは、情性や肉体への気づきを促すとともに、自分の生みの親との和解を手がかりにして、自分たちを生み出した自然の生命界との交流を回復するところにあったものと思われる。鈴木大拙氏とともに『禅と精神分析』の共著者であるエーリッヒ・フロムが「精神分析は、真に宗教的とよばれる状態へと進む道を開くものである」と述べているのも、その意味であろう」


    左脳(思考)を抑えつつ、右脳へと移行してゆくのが良いということか。このあたりは、ネドじゅんやクリシュナ・ムルティ等にも繋がるので面白いところと感じる。

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    [ 参考となる書評 ]

  • 禅のかみくだき本。
    やらしくなくて、単純に元気がでる。

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著者プロフィール

1915年生まれ。日本の心身医学、心療内科の基礎を築いた草分け的な日本の医学者。九州大学医学部名誉教授。甥は臨床心理学者の池見陽。 福岡県糟屋郡粕屋町生まれ。旧制福岡中学(現福岡県立福岡高等学校)、九州帝国大学医学部卒業。日本心身医学会を設立し、初代理事長になる。翌昭和36年(1961年)九州大学に国内最初に設立された精神身体医学研究施設(現在の心療内科に当たる)教授に就任し、内科疾患を中心に、心と体の相関関係に注目した診療方法を体系化、実用化に尽力した。 1999年没。

「2023年 『フロイト著作集第4巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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