歴史の中のイエス像 (NHKブックス 572)

  • 日本放送出版協会 (1989年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784140015728

みんなの感想まとめ

イエスの実像を探求し、彼の教えや神の国運動を深く理解することができる一冊です。特に旧約聖書の背景やイスラエルの歴史を知ることで、聖書の内容がより身近に感じられるようになります。著者は、イエスの贖いや復...

感想・レビュー・書評

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  • 第1部 イエスの実像を求めて(たったひとりの生涯から;イエスのはたらきかけ;イエスの教え;イエスの神の国運動;神の国とは;神の国と国家;イスラエル回復の鍵;神への懐疑と希望;イエスの使命;イエスと弟子たち;十字架への道;復活とは?)
    第2部 神と人間のかかわりを問い直す(生ける屍としての人間;聖書と奇蹟;聖書と聖書研究)

    著者:松永希久夫(1933-2005、名古屋市、神学)

  • イエスのいわゆる「神の国運動」についてよく理解できました。

    旧約時代の背景がよく分かると聖書もぐっと読みやすくなりますね。
    とくに旧約聖書の預言書はなかなか歯ごたえがあると思いますが、本書でイスラエルの歴史と預言者たちの性格ついて知った上で読めばだいぶ理解しやすくなるのではないかと思います。

    イエスの贖い(わたしたちの罪を代わりに背負ってくれる)、復活(弟子たちが神の国について真に理解するよう生まれ変わる)の意味についても腑に落ちました。

    信仰の視点に立った書物ですので、教養文庫的な内容を求めている方にはぴんとこないかもしれません。

    しかしユダヤの人々は流浪の民ですね……歴史を知ってますます実感しました。

  • とりあえず、歴史や輪郭を少なからず識ることができた点は、なかなか面白いと思えた一冊でした。

  • 本書は「NHK市民大学」の講義テキストを加筆した第一部「イエスの実
    像を求めて」と、この第一部の補足である第二部「神と人間とのかかわりを問い直す」に分かれている。歴史的イエスの問題は聖書学の一大テーマであるが、さすが元東神大学長を務めた聖書学者だけあって、学問的な厚みに裏付けられているがゆえの穏当な解説が為されている。一般向けに分かりやすく、なおかつ学問的薄さから免れているような著作が求められていようが、本書はその一つの代表例である。

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