- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140016589
感想・レビュー・書評
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2018.8.13 読了
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昔一部で流通した騎馬民族来襲説を、ぐうの音も出ないほど完膚なきまでボコボコにしている書籍
もともとの説がトンデモなレベルのために、対抗するこの本の水準もあまり高くなく、日本の歴史学界のレベルの低さに嘆息させられる内容でした
ただ怪我の功名というか、家畜や人の去勢の歴史についてはなかなか詳しく書いてあり、そちらについては大いに参考になるところと思います -
日本人はどこから来たんだろう?
大陸から?
それとも半島?
それとも、海の向こう?
一昔前、考古学界を席巻した、「騎馬民族国家」説に異を唱える、書。
素人にもわかりやすく、文献豊富に、面白く読ませてくれます。
「肉食」の意味も、よくわかります。 -
日本は征服王朝ではないそうです。
遊牧民の生活がおもしろい。 -
かの有名な『騎馬民族征服王朝説』に対して、『内臓食』『去勢』などなどの民俗学の視点から、『日本人は騎馬民族ではない』と真っ向から反論した著作。
『騎馬民族説』の江上と著者の幾度にわたる討論を経て出版された惜しくも若くして亡くなった至宝の民俗学者の力作。
(あ!イメージがない!)
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