運命を愛した女たち―ギリシア神話を読む (NHKブックス)

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  • 日本放送出版協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140017586

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  • サンホラの「Moira」で
    ギリシア神話に興味を持ったので読みました。
    ギリシア神話に登場する7人の女性たちの
    苦悩や生きざまが書かれています。

    悲惨なお話が多いので読み終わった後
    軽く鬱な気持ちになりましたが
    ドラマチックな展開で短編小説を読むような気持ちで楽しめました。

    登場人物が植物になったりするくだりは
    手塚治虫の「火の鳥」などにも出てきていて
    マンガの神様・手塚治虫も
    神話に影響を受けていたのかな?と思いました。

    サンホラちっくなお話もあり、読んでてニヤニヤしてしまうことも(笑)
    ハルモニアの首飾りは「Roman」の「呪われし宝石」っぽいし
    トロイア戦争は「Moira」っぽいエピソードがてんこ盛りです!
    運命を受け入れて生け贄にささげられる少女‥
    戦場へと向かう息子を必死で止めようとする母親‥
    もうたまりません!

    神話は難しくてよく分からない話が多いイメージがあったけど
    この本では登場人物にしっかり
    感情移入することができて良かったです。
    いままで神話の本を避けてきたのは勿体なかったなぁ

    同じテーマで書かれた前作があるようなので
    また探して読んでみたいと思いました。

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著者プロフィール

1938年、広島生。学習院大学卒業。平安文学を専攻したのち、74年に小説家としてデビュー。また古代ギリシアについての研究を深め、神話発祥の地への旅を重ねるかたわら、ギリシアについての著作を執筆。『ギリシア神話の女たち』『ディオニュソスへの旅』『癒しの旅 ギリシア・エーゲ海』(筑摩書房)、『ギリシア・神話の旅』(講談社文庫)、『ふだん着のギリシャ』(読売新聞社)など多数の著作がある。

「2018年 『ギリシア神話物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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