日本人の行動パターン (NHKブックス 794)

  • 日本放送出版協会 (1997年4月1日発売)
3.52
  • (3)
  • (5)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784140017944

みんなの感想まとめ

日本人の行動パターンを深く掘り下げたこの作品は、普段は意識しない日本人の特質を明確に描写しています。著者は、侮辱や恩、孝といった日本文化の根底にある価値観を、納得のいく形で解説しており、読者に新たな視...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 普段気づかない日本人の特質を的確に捉えているのではないでしょうか。
    侮辱、恩、孝など日本人の中の当たり前が納得できるように書かれています。

  • <a href="https://forza.cocolog-nifty.com/blog/2022/06/post-668b3e.html">戦前の日本人の気質はまだ成熟していない青年期と同じだった: プログラマの思索</a>

    「日本人の行動パターン」に書かれた一節が一番心に残った。
    アメリカ人は戦前の日本人をこういうふうに分析していたんだな。

    日本人は青年期の未熟さの性質を持つ。
    ころころ変化する態度、人に応じて異なる感情表現、幻想に陥る現象はパーソナリティ形成が成熟していないことを表す。
    社会構造が変化すると、それに対応して素早く変わる日本人は、青年期の発達段階に特有のもの。
    日本人の集団はノイローゼにかかっている。集団的神経症、強迫観念に囚われている。

  • 原題:Report 25: Japanese Behavior Patterns, 1945, 1997.
    原題:What shall be done about the Emperor.
    著者:Ruth Fulton Benedict (1887-1948)
    翻訳:福井七子(1946-)日本文化論、ベネディクト研究
    解説:福井七子、Pauline Kent (社会学)、山折哲雄(1931-) (民俗学、印度哲学ほか)

    ベネディクトの論が140頁、現代人三人による解説が100頁ほどある。

  • [ 内容 ]
    『菊と刀』の知られざる原型。
    ベネディクトは日本人の「ころころ変わる行動」の背後に潜む倫理基準を明らかにし、敗戦後の日本人を侮辱するな、と米政府に忠告した。

    [ 目次 ]
    1 日本人は宿命論者なのか?
    2 日本人の責務体系
    3 日本人の自己鍛練
    4 「誠実」
    5 危うい綱渡り
    覚書より-天皇はいかに処遇されるべきか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この本では、江戸時代の切腹や封建制度を中心に、「忠」や「義」などについての哲学や、それに関しての自殺観について書かれている。

    文化の違う人間が見ると、これほどまでにドライに表現できるのかと思う。「忠」や「恩」のために自らの命を軽んじるのが日本人であるかのように書かれているが、できれば私は、自らの命は重んじていながら、その中で更に「忠」や「恩」を重くみていると信じたい。

全5件中 1 - 5件を表示

この本が好きな人におすすめの本

福井七子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×