外国人特派員: こうして日本イメージは形成される (NHKブックス 820)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140018200

作品紹介・あらすじ

国際社会における「日本イメージ」がつくられるうえで、現在、絶大な影響力を持っているのは、欧米の権威ある報道機関である。日本在住の外国人特派員たちは、どのような取材活動をおこない、いかなる視点から、「日本情報」を世界へ発信しているのか?そして、彼らの目に"ニッポン"の姿はどのように映っているのか?国のイメージが国際関係を左右する、"イメージの国際政治"の時代、わが国においても、世界へ向けた情報発信が強く求められている。外国人特派員の"現場"の綿密な取材・分析から、日本の情報空間の問題性まで、二人の気鋭の政治学者が展開する新たなメディア論。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りる。
    生態が謎に包まれている外国人特派員の日常を描く本。
    「日本の政治ニュースはネタにならない」といわれ、なおかつ外国語の得意な人の少ない日本での取材は本当に大変だと思う。
    バブル期をさかいに特派員の数が減っているというのは、世界からの注目が減っている如実な指標として悲しく受け止めた。

  • 日本の特派員の状況をインタビューを通して明らかにしようとしている。

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著者プロフィール

木村 昌人(きむら・まさと):1952年横浜生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了、法学博士(慶應義塾大学)。博士(文化交渉学、関西大学)。株式会社三井銀行勤務後、スタンフォード大学およびハーバード大学各客員研究員、ミズーリ州立大学客員教授、文京学院大学教授、公益財団法人渋沢栄一記念財団研究部部長および研究主幹、神田外語大学非常勤講師を歴任。現在、関西大学客員教授。主な著書に、『渋沢栄一 日本のインフラを創った民間経済の巨人』(ちくま新書)、『日米民間経済外交1905-1911』(慶應通信)、『渋沢栄一 民間経済外交の創始者』(中公新書)、『財界ネットワークと日米外交』(山川出版社)、共著『グローバル資本主義の中の渋沢栄一 合本キャピタリズムとモラル』(東洋経済新報社)ほか。

「2023年 『民間企業からの震災復興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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