遙かなる縄文の声 三内丸山を掘る (NHKブックス 844)

  • 日本放送出版協会 (2000年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140018446

みんなの感想まとめ

縄文時代の人々の生活と文化を深く探るこの書籍は、古代の人々が孤立していたのではなく、広範な交流や交易を通じて豊かな生活を営んでいたことを明らかにしています。著者は、三内丸山遺跡を中心に、考古学の新たな...

感想・レビュー・書評

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  • 網野善彦の著作を読んで、縄文時代の人々の様子を知りたくなった。であれば三内丸山遺跡だろうと思って、探していてであったのがこの本。出版がもう古くなってしまってはいるが、縄文人は、孤立・固定した生活をしていたのではなく、広く他地域と交流、交易をして生活を成り立たせていたことがよくわかる。現在、縄文文化、縄文人の生活はどれくらい明らかになっているのだろうか。

  • 今はこの本が書かれた頃より発掘や調査が進んでいて、新しい事が分かったりもしている。<br>
    例えば、この本には土偶は女の形のものしかない、と書かれているが、最近では必ずしも女というわけではない事が分かっている。<br>
    <br>
    しかし、「定説というのは10年持てばいい」らしく、「10年以上もつ定説というのは、周りの研究者の努力が足りないから」らしいので、これは正しく発掘・調査・検証が行われてきた証なのだろう。<br>
    三内丸山遺跡、日本の考古学への入門書としては最適。<br>
    三内丸山遺跡以外の縄文時代のことやカナダ、中国の文化にも触れられていたりして(共通する部分があったり、比較として適当であったりする為)とっても壮大な気分になれる。<br>
    <br>
    心に残ったのは以下の一文。<br>
    <br>
    「よく地域の活性化のために、遺跡や文化財を積極的に利用しようとする場合がある。しかし、何よりも大事な事は、遺跡そのものが活性化されることが前提条件となろう」<br>

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著者プロフィール

青森県教育庁文化財保護課

「2014年 『三内丸山遺跡 再現された縄文大集落』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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