イスラーム的: 世界化時代の中で (NHKブックス 899)

著者 :
  • NHK出版
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140018996

作品紹介・あらすじ

世界的問題としての「中東和平」は混沌のなかにある。聖地エルサレムをめぐる抗争が激化している。解決への光明は、見出されるのだろうか。西欧文明と対峙するイスラームという文明の姿はいまだヴェールの向こうにあるようだ。著者は、数年にわたるエジプト・サウディアラビア・スーダンでの人類学的調査を経て、「イスラーム的なるもの」とは何かを問う。21世紀の世界新潮流は、イスラーム抜きには語れない。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 理系人間、予備知識なしの超初心者の私にも理解できたイスラム。
    文字の量と実質的情報量が比例しないかもしれない。
    けど、大事なところがしつこいほどに繰り返されてるおかげで私にもわかった。
    他の書を読んでないので良し悪しというか深さというか、この本の専門性の程度はなんともわかりませんが、ムスリムの考えを知れたので満足です。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1949年生まれ。博士(社会人類学)。東京都立大学人文学部,同大学大学院社会科学研究科で社会人類学を学ぶ。国立民族学博物館,東京都立大学人文学部を経て,2005年より東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授(2006-2009年まで所長)。2009年死去。
主な著書に,『イスラーム主義とは何か』(岩波書店,2004年),『近代・イスラームの人類学』(東京大学出版会,2000年),『異文化としてのイスラーム――社会人類学的視点から』(同文舘出版,1989年)などがある。第2回アジア・太平洋賞特別賞(1990年),第56回毎日出版文化賞(2002年),第22回大同生命地域研究奨励賞(2007年)など受賞,紫綬褒章(2008年)受章。

「2014年 『エジプトを植民地化する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大塚和夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×