信用と信頼の経済学: 金融システムをどう変えるか (NHKブックス 917)

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140019177

作品紹介・あらすじ

金融が怪物化している。今や巨額の国際短期資本が瞬時に移動し、一国の経済全般を破壊するまでになった。金融のグローバル化は、"信用"の一方的な拡大をもたらすが、それに見合うだけの"信頼"を、どう補填するのか。私たちはこの先、貨幣や金融とどのようにつきあっていくべきか。アジア経済危機など昨今の金融市場の混乱を例にとり、経済学の盲点だった、取り付けや伝染などの発生メカニズムを原理的に解明。金融システムの中に芽生えつつある、新しいコミュニティ原理に着目し、制度改革の方途を模索する意欲作。

著者プロフィール

1949年、東京生まれ。
一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。ニューヨーク州立大学Ph.D.
現在、法政大学経済学部教授。専攻は理論経済学。
著書に、『現代資本主義とセイフティ・ネット』( 共著・法政大学出版局)、『信用と信頼の経済学─金融システムをどう変えるか』( NHKブックス)、『思想としての経済学─市場主義批判』(青土社)などがある。

「2018年 『市場・国家・資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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