孤独であるためのレッスン (NHKブックス)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 389
感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140019276

作品紹介・あらすじ

周囲に同調しすぎて自分を見失いかけている多くの学生、OL、サラリーマンたち。同質社会・日本で、一人で生きられる能力をもつため、孤独のすすめを説く。逆に、「人並み」から外れた「不登校、引きこもり、パラサイト・シングル、生涯独身、シングル・マザー、超OK」と著者はあえて擁護する。時代を拓くカウンセラーが臨床経験などをもとに、どうしたら一人になれるのか、こころの声を聞くスキル、孤独を深めると、どのような人生が開けてくるのかを語る。

感想・レビュー・書評

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  • レッスンというほど孤独で生きていくためのスキルは教えてくれない。

    いわゆる「ぼっち」擁護本である。
    10年以上前に書かれた著作で、先見性を感じる。
    だが、「孤独肯定」を延々と訴える内容で、あまりに非建設的に感じて前半で読むのを諦めてしまった。
    後半、孤独肯定、自己内省が、更に深耕していくそうだ。私にはかなりつらい。
    現在、孤独でありながら社会活動を営む難しさが認識され始めている。
    (「孤立労働者などの問題、雑談力」本が人気)
    本書の視点は、現時点から見るとやはり偏っていると言わざるを得ない。
    自宅警備員が瞑想で毎日を過ごしても親が泣くだけであろう。

    あくまで、出版当時に孤独肯定を訴えたことに意義を見出す書籍と考える。





    図書館で借りました。

  • 孤独は悪いことばかりではない。
    「〜するべき」から自由になることなど、あるがままの自分を心の底から認め受け入れたとき、意味のある変化が生じる。
    孤独に対する考えが変わる一冊。

  • 孤独という言葉は、誤解されている。陥ってはならない状態、もしそうなったら脱出せねばならない状態だと考えられている。そうではないと私はずっと思ってきた。著者は、孤独を貫いて生きるには、自分を超えた地点から自分を見つめるまなざしを持つことが不可欠だと言う。そのとおり。私はほかの人もそういうまなざしを持っているものと思っていた。どうもそうではないらしい。私にはそれが不思議だ。

  • 「孤独は、現代をタフに、しなやかに生きるための能力である」と、「孤独」について向き合い、考えた一冊。孤独になる勇気を持つこと、孤独を楽しむ能力を持つこと。この2つを軸に展開される「孤独」の重要性。この「つながりばかり」多い時代にあって、大切な考え方を示していると感じた。孤独であるための8つの条件や、孤独の中の4つの出会い。「孤独」を通じて、自分の生き方を考えさせられる。

  • “ゲシュタルトの祈り
    わたしはわたしのことをやり、あなたはあなたのことをやる。
    わたしはあなたの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
    あなたはわたしの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
    あなたはあなた、わたしはわたし。
    もし偶然にお互いが出会えれば、それは素晴らしいこと。
    もし出会わなければ、それはそれで仕方がないこと。”
    (p.99)


    『自分のどんな部分とも同一化することのない、自分を離れた“眼”は、何事も裁くことなく、すべてをそのまま、あるがままで認め、許し、受け入れることのできる“眼”です。自分を離れ、一段高いところにある、“より高次の、より大きな私”です。』(p.123)


    “お互いの違い、わかり合えなさの自覚に立って、つまり、私たちはみな孤独であるという自覚に立って、それでもかかわり合い、わかり合っていこうとすることの大切さ。”(p.158)

  • 心理

  • 2階心理学C : 146.8/MOR : 3410162215

  • 孤独を楽しむための考え方を指南している本。
    全くその通りだと思う。
    スッキリしました。

  • 孤独の大切さを書いてます。もともと人と付き合うことが苦手なもんで・・・
    でもそんな単純なことではなく、積極的に孤独の重要性を記しています。
    友達100人なんていらないよ!一人で生まれたて来たのだから一人で生活してもいいんだよ!無理して人を理解することもない!

  • 孤独なのもいいところあるよね。

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著者プロフィール

明治大学文学部教授。教育学博士。1986年筑波大学人間学類、1992年同大学院博士課程修了。千葉大学教育学部講師、助教授を経て、現職。40年近いカウンセラー経験を持つ。臨床心理士、公認心理師、上級教育カウンセラー。著書は『男の子の育て方』『女の子の育て方』『ひとりっ子の育て方』(WAVE出版)、『0歳から大人になるまで親がすべきこと 子育ての教科書』(幻冬舎)、『「子どもにどう言えばいいか」わからない時に読む本』(青春出版社)、『いい教師の条件』(SB新書)など多数。

「2021年 『イラストでわかる 自己肯定感をのばす育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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