「くまのプーさん」を英語で読み直す (NHKブックス)

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140019467

作品紹介・あらすじ

一九二六年、イギリスである一冊の本が出版され、その本は今日、英語で書かれた子どもの文学の中でもっとも有名な一冊となった。なぜこの本がこんなにも多くの人のこころをつかんだのだろうか。『くまのプーさん』の世界には、豊潤なるイギリスの文化が溢れている。プーを読むことで、英語を母語とする人々と同じ文化を共有することが可能になり、同時に、イギリス文化の一部となることができると言えるだろう。幼い頃にプーの世界で育ったイギリス人の著者が、原文の英語が持つ豊かな表現力などを紹介しながら、プーの世界にどのような文化が息づいているのかを紹介していく。

感想・レビュー・書評

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  • 『「くまのプーさん」を英語で読み直す』…タイトルに惹かれ手に取りました。'What I like doing best is Nothing' は、「くまのプーさん」に登場するChristphoer Robinの言葉。Nが大文字になるほど「な~んにも」というのが大切です。doing nothing 極上の休日の過ごし方です。How did you spend your weekend? Me, leisurely two days. :-)

  • イギリス人が「くまのプーさん」について書いた英文を日本人が日本語に訳して「英語について語っている」ので、この本のタイトルと内容が乖離していた感があります。

    前半3分の1は、作者であるミルンさんについての説明なので、これまたタイトルと内容が乖離している。

    正直言って、かたわらに原書を置いて、この本は参考書のように併読しないと理解できないと思う。
    そもそも原書を一読しておく必要があると思いました。

    らじは最初にこの本を手にしてつまらなかったので、一度原書を読み直してから再読しました。
    そうじゃないと本当に意味不明だよ。

    くまプーの原書を英語の初心者が読むための手引きではありませんので、くれぐれもお気をつけください。

    かと言って、原書を読める人ならば、この説明は簡単過ぎていらないんだよね…。

    帯に短し襷に長しの中途半端なプーさん本でした。
    英語圏の小学生とかがターゲットの本なのかな…。

  • 「くまのプーさん」を英語で読み通したことがない。いちど挫折しているので難しいかと思い、ガイドブックとしてこの本を読んだ。言葉遊びや詩、書かれた背景などを知ることができ、そのまま原書を読んだのでは分からずにいたことばかりだった。原書にまた挑戦したいと思う。

  • イギリスから帰国直後に図書館で見つけて借りたもの

  • クマのプーさんを楽しむために知っておくとよい基礎知識(イギリス文化や作者ミルンについて)が書かれているので、この本を読むのと読まないのとでは、くまのプーさんの原作を読んだ時の理解度やおもしろさが全然違うと思う。

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