中世人の経済感覚 「お買い物」からさぐる (NHKブックス 987)
- 日本放送出版協会 (2004年1月30日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784140019870
みんなの感想まとめ
中世日本の経済感覚を深く掘り下げた本書は、購買の概念が単なる日用品の取引にとどまらず、官位や善行といった社会的な価値とも結びついていることを明らかにしています。特に、鎌倉幕府成立後の武士たちが官位を求...
感想・レビュー・書評
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「お買い物」って、いわゆる日用品ではなくて、官位やら作善やら。
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お買い物の過去と未来◆市場へむかう道◆中世人の経済感覚とは◆中世人の秩序意識◆官位をどう買うか◆武士たちの秩序意識◆御家人成功の手続き◆寺社と金融◆官位の値うち◆大福長者と兼好法師◆ある地方土豪の勧進と作善◆説教師の肖像◆浄土の演出◆市の寓意
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
ほとんど知られていない中世日本の購買についてが解説されている。
この本を読むまでに自分が知っていたことといえば、市場は常時開催していたわけではなく、日時が決められて定期的に開催していたこと。通貨は中国から輸入していた銭が主に流通していたということぐらいだった。
この本の面白い部分は日本でも売官が実施されていたということで鎌倉幕府が成立した後でも武士が官位を求め、多大な支払いを行っていたということ、幕府も武士が直接的に朝廷から官位を買うことがないようにわざわざ仕組みが作られていたことだったな。
また、後半は裕福な人間がお金を預け、運用していたということや信仰のために寄進や作善をしていたという事も中々に面白かった。
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著者プロフィール
本郷恵子の作品
