もう一度投げたかった: 炎のストッパー津田恒美・最後の闘い

  • NHK出版
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140051924

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本と出合ったのは1994年10月初旬、この頃の私は大学受験浪人中
    参考書を買いに言った本屋でたまたまであった。
    そして当時の記憶が蘇り嫌いだった人の本を手に取った。
    この本にはなぜかそんな 手にとらせる力があったんだと思う。

    勉強しないといけないのに、その日のうちにこの本を読み上げて
    「敵は敵にあらず、敵は内なる我なり、弱気は最大の敵」
    ここにピンクのマーカーを引いて、受験を乗り越えた。
    その記憶が鮮明に残っている。

    センター試験の問題の表紙にも、名前を書く際に一緒に
    「弱気は最大の敵」って書いていた。

    彼の生き様に感動し、20年たった今でもこの言葉を大事にしている。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

 1948年、敦賀市生まれ。
 1970年、NHK入社。大阪局を振り出しに、東京・長崎でディレクターとして番組を作り、東京・広島でチーフプロデューサーとして制作統括。主に教育教養系のドキュメンタリーを担当。
 2005年、NHKを定年退職、NHKエンタープライズ入社。
 2013年、NHKエンタープライズ退社。
 現在、フリーランスのプロデューサー、京都大学文学部 講師。明治学院大学講師。
◎代表作品(テレビ番組)
〈ディレクターとして〉
NHK特集「黒い雨――広島長崎原爆の謎」(地方の時代賞・特別賞、1986年)
NHKスペシャル「世界はヒロシマを覚えているか」(1990年)
〈プロデューサーとして〉
NHKスペシャル「響きあう父と子――大江健三郎と息子光の30年」(国際エミー賞受賞、1994年)
ハイビジョン特集「闘う三味線 人間国宝に挑む〜文楽・一期一会の舞台」(2007年6月、ATP賞ドキュメンタリー部門大賞、総務大臣賞 受賞)
◎著書
『キミちゃんの手紙――ナガサキ被爆女学生の記録』(未来社、1985年)
『もう一度、投げたかった――炎のストッパー津田恒美・最後の闘い』(大古滋久と共著、幻冬舎文庫、1999年)
『テレビ制作入門――企画・取材・編集』(平凡社新書、2000年)
『冬のソナタから考える――私たちと韓国のあいだ』(高野悦子と共著、岩波ブックレット、2004年)

「2016年 『ドキュメンタリーを作る 2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山登義明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×