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Amazon.co.jp ・本 (339ページ) / ISBN・EAN: 9784140052020
みんなの感想まとめ
幕府の財政を好転させた「享保の改革」を中心に、吉宗と徳川宗春の対立が描かれています。吉宗は思い切った人材登用と徹底した倹約を進め、対照的な政治理念を持つ宗春との相克が物語の白眉となっています。特に、宗...
感想・レビュー・書評
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(1995.11.05読了)(1995.11.01購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
思い切った人材登用と徹底した倹約を柱とした「享保の改革」によって幕府の財政は好転した。しかし徳川宗春はこの政策に真っ向から反発、吉宗との決定的な対立は尾張藩を窮地に追い込む。そのころ江戸城内部では次の将軍をめぐって、さまざまな駆け引きが早くも始まっていた。己の道を信じ、真っ直ぐに歩いた男が最後に下した決断とは…。
☆関連図書(既読)
「八代将軍 徳川吉宗・男の一生」泉秀樹著、三笠書房、1994.07.10
「八代将軍 吉宗」堀和久著、文春文庫、1995.01.10
「八代将軍 吉宗(上)」ジェームス三木著、日本放送出版協会、1994.12.15
「八代将軍 吉宗(中)」ジェームス三木著、日本放送出版協会、1995.04.25詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前、中、後の3巻を読了。もとはといえば、購入後利用もなさそうで、廃棄をしようかという状態にあった。20歳前後の若者のあつまる環境のなかでは、NHK大河ドラマの原作も「かえりみられず」と、いうことか。
ひきとって、読んでみることにした。下巻の白眉は尾張家・宗春と紀州・吉宗の相克、か。
尾張藩主の政治理念を「慈」と「忍」(140p)。宗春の「消費型自由経済」に、吉宗の「倹約型統制経済」を対比し、理想主義の宗春は人間を信じすぎ吉宗は「人間の限界を知っていた」とする(141p)。
家重・家治の時代に田沼意次が幕政の中軸となる。父・専左衛門は紀州の家臣?。吉宗はあいつぎ関係した女性を家臣に払い下げ、その多くは身ごもっていたというから、意次は「ひょっとしてーーー」といぶかるフシもある、が(88p)。
甲府を徳川が重視する理由。作者は書く。「武田信玄の弓槍鉄砲など、武具は山ほど残っている。なまじの大名には預けられない」(34p)。
家系で8代目という節目があるらしい。足利義政、吉宗、蓮如。
「中興の祖」にふさわしい、軌跡ではなかったであろうか。
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