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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784140052433
みんなの感想まとめ
時計にまつわるエピソードを通じて、著者の深い愛情とこだわりが感じられるエッセイです。時計愛好家としても知られる著者が、自身の思い出や体験を交えながら、時計の魅力を余すところなく語っています。各エピソー...
感想・レビュー・書評
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本の表紙はオメガのスピードマスター・ムーンフェイス・クロノグラフに手を置くメーテルのような青い服の女性(妖精?)です。これだけでも十分に魅力があるのではないでしょうか。
著者は言わずと知れた『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』の作者です。そしてこの本は、NHKのBS2で1995年9月2日に放送された『世界・わが心の旅 スイス・時計工房にロマンを求めて』という番組の取材のために、娘さんと二人でスイスへと旅立った著者の、クロノグラフ(簡単に言えばストップウォッチ付時計)への思い入れがたっぷりと入った一冊です。
章立ては、以下の通りです。
第1章 クロノグラフに魅せられて
第2章 時計博物館をめぐり訪ねて
第3章 時計ところどころ
第4章 ジュラ峡谷の時計工房
第5章 時計職人たちの手
第6章 ジュネーブの時計商
第7章 私の時計資料コレクション
第1章は著者のクロノグラフにまつわる想い出を綴った記録、第3章は著者の興味ある機械式時計に関する様々な逸話を紹介しており、これらの章と第7章の著者の豊富なコレクション紹介を除いた各章が、スイス取材旅行でのエピソードを語ったものとなっています。
各章(第5章と第6章を除く)の扉には香山知子『スイス時計紀行』等の参考文献が多く記載されていますので、現地取材時のメモを骨子にして、これらの参考文献で得た知識を肉付けして各章をまとめたのだと思われます。
第2章で訪ねた時計博物館は、ラ・ショー・ド・フォンとル・ロックルなのですが、著者は歴史的な名作を生み出してきたブレゲやリシャールなど伝説の人物の時計を見ながら、なぜスイスに時計産業が根付いたのか、その歴史と変遷、他国とのシステムの相違にまで思いを馳せます(という形でスイスの時計の歴史がわかりやすく書かれています)。
最後の章は著者のコレクションをカラーも使って紹介しているのですが、ちょっとした時計博物館並みのコレクションです。「時間城」なるコンセプトを考えてしまう著者ならではの、機械式時計に対する愛情と執着が感じられる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時計愛好家でも有名な漫画家:松本零士氏による時計にまつわる思い出話が収録。氏の時計へのこだわりが綴られている。
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