毛利元就 下

  • NHK出版 (1997年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (388ページ) / ISBN・EAN: 9784140052617

みんなの感想まとめ

歴史の深みと人間ドラマが交錯する物語が展開され、特に主人公の苦悩や成長が鮮やかに描かれています。下巻では、元就の策略と彼の家族との絆が中心テーマとなり、特に嫡男・隆元の悲劇的な運命が心に残ります。彼の...

感想・レビュー・書評

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  • 目次
     それぞれの別れ
     鬼と化す
     厳島合戦
     三子教訓状
     月山富田城総攻撃
     元就旅立つ

  • 隆元が苦悩からようやく抜け出し、これからという時の死は悲しく悔しい思いがした。下巻は、いろいろと教えられる事が書かれてあり、勉強になったと思う。読んでみてよかったと思える本だった。

  • で、締めくくり下巻です。
    この巻では原作の主人公であり、元就さんのパートナーで
    あった美伊の方が亡くなることもあって、
    当初抱かれていたイメージである「調略の鬼元就」と
    寂しい「ぼやきの元就」が共に大暴れするので、
    いろいろ濃い締めくくりですね。

    しかも子孫にもくどがられる(ウィキ参照)
    「三子教訓状(約3メートル弱に書かれた教訓状!)」も
    一気に大大名にのし上がる「厳島の合戦」も
    実話だから凄い。

    しかしながら、これも部分的に実話だそうですが、
    偉大すぎる父の元で葛藤する嫡男・隆元さんの姿は
    凄くホロリとしますし、今読み返すと彼の偉大さも
    うかがい知れます。
    実際、元就さんに先立って早世してしまう隆元さんの
    死後、毛利家は大変だったらしい。

    おまけで、この下巻で登場する人物は何人か今年の大河
    「軍師官兵衛」
    にも登場しますが、この元就にもご出演の鶴見辰吾さん
    が元就さんの三男・隆景を演じておられたり、
    他にも出演者の方が多数出演されてます。
    (て、結構ブレイクされたりで大河常連になられた方も多く、
    この10年位の出演経験者様でほとんど揃うんでないかという
    凄さなんですが)

    最終回箇所は本で読んでもぶっ飛んでますが、
    今でも語り草の模様。しかも似た要素を当時一世を風靡
    した「エ○ァ○ゲ○○ン」で見たから苦笑モノです。
    てかドラマってこと考えると別の意味でもすげぇ。

  • (1997.10.08読了)(1997.10.04購入)
    (「MARC」データベースより)amazon
    大内、尼子、二大勢力の制圧にのりだした元就は、ついに中国地方の覇者へと歩み出す。時の流れに媚びることをせず、静かに自分を見つめ続けて生きた武将の最期。NHK大河ドラマ小説、完結。

    ☆関連図書(既読)
    「山霧(上)」永井路子著、文春文庫、1995.11.10
    「山霧(下)」永井路子著、文春文庫、1995.11.10
    「毛利元就」吉本直志郎著、講談社、1996.12.11
    「毛利元就(上)」内館牧子著、日本放送出版協会、1996.12.07
    「毛利元就(中)」内館牧子著、日本放送出版協会、1997.05.16

  • 大河ドラマのノベライズ本。
    女性の著作・ノベライズなだけあって、戦国乱世らしい剛勇さや颯爽さはあんまり感じられない。
    まさにドラマな話。
    終始女々しくて、くどい。
    女がたくさん絡まってくる。
    どきどき読んでてしんどくなった。
    面白い場面がなかったわけではない。
    でも、最後の最後、この死に際はいただけない。

  • ラストに不満が残るけれど、まとまりといい文体といい、たいへん読み易い作品でした。表現も平易でさくさく進める。

  • 下巻で、毛利元就にやっと戦国武将らしい凄みみたいなものがでてきます。

    でも、今までとのギャップがすごすぎです。

    恐らく、下巻の謀略などが得意な元就が本来の元就に近いんだろうなあ、と想像しますが、その分中巻までの元就像がさらに疑わしく感じられます。

    その意味で、下巻はまあまあ面白かったです。


    しかし、エンディング。

    元就が死ぬシーン。

    なぜか、見守る人と既に死んでしまった者が元就の前に敵味方の区別なく現れ、ちょっとしたパーティーのような状態になります。

    まあ、人によって受け取り方が違うのでしょうが、最後の最後まで、自分には違和感だけが残る長編小説でした。

  • 上・中巻同様。
    激動という感じ。北の方、義母、嫡男隆元の死去は彼にとってどれ程のものだっただろう…。それを考えると胸が痛くなります。
    私にとって、涙なくしてこれを読みきることは不可能です。

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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