イエス 前編

  • 日本放送出版協会 (1997年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ) / ISBN・EAN: 9784140052716

みんなの感想まとめ

人間としてのイエスの生き方や苦悩を深く探求する物語が描かれています。著者は新約聖書を基に、イエスの高潔さや彼が歩んだ道を現代的な視点で再構築しており、読者は彼の人間性に共感を覚えます。また、物語はイエ...

感想・レビュー・書評

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  • 彩色がすてき

  • マンションで読む。正直、漫画として、練られていない。

  • エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ
    ( Ελωι ελωι λεμα σαβαχθανι. - ギリシャ語 )
    わが神、わが神、なにゆえ私をお見棄てになられるのですか ∑(゚Д゚)!
    イエスが処刑をされたと言われる場所が現代のエルサレムには2ヶ所残されている。いかなる苦悩と希望の中で、彼はその道を選んだのか。私もこの場所で冒頭の聖句を唱えてみた。彼の本当の生い立ちはよくわかってはいないが、彼は高潔な「人間」であったと私も受けとめている。著者も彼が人間であった事実に力点をおいて新約聖書を編み直しているところが、この物語をより深く重いものにしている。
    人間としてのイエスの生き方を探りながら彼の足取りを手繰り寄せているのだ。…>_<…
    不幸せなひとたちは救世主が現れてローマ追い出し、世の中を変えてくれることを願った。不幸せが増すほど、人々の願いは強くなった。そして語り部役であるヨシュアも家を出たのだ。彼は家を飛び出したかった。彼は小さな町を飛び出したかった。貧乏な暮らしも、金持ちにペコペコして働くのもごめんだった。ψ(`∇´)ψ 偉い預言者について外の世界で出て、そして世の中を変えてやるんだと、彼は熱く思った。多くのひとと同じように「このひとのためなら何でもする」と彼は心に強く誓って行動を共にした。後の世に語られた新訳聖書はそのことについて多くは触れていないが、生身のひとの痛みや苦しみがここには滲み出ている。
    見ることのできるものは念じていただろう。(>_>) ( ̄O ̄;)
    「心の冷たい律法の教師や、いばり腐った司祭達よりも、ずっとずっと高いところに、何の災いも受けずに、このひとが立てるように」と…
    …イエスを十字架にかけたのは、私たちであり、私である。
    神の子としてではなく、ひとの命の重さを携えて、ヴィアドロローサ、嘆きの道を彼は歩んだのだ。
    私はクリスチャンではないが、私も何度も何度もこの門を叩く者である。2000年前にエルサレムで起こったこの出来事を深く自分の心に問い直したいと願い、私はイスラエルを巡礼し、この坂を下り、この坂を登り、静かにそこに立たずみ、祈りを捧げるのであった。

  • 装丁の美しさに思わず目を奪われてしまった。

    手にとってみると、ずしりと重い。

    お値段は¥105。(さすがブクオフ!!)

    上下setで2冊を手にし、

    私は迷わずレジカウンターへと向かった。


    さて、物語は?といえば、

    言わずと知れた<イエスの生涯>


    十字架に磔にされた時、同じ刑に処された二人の罪人のうちの一人がイエスの弟子だった、と言う設定で、彼の目を通して物語は展開していった。


    一通り読み終えては見たものの、元よりある知識の他に際立った目新しさも無く、

    (もう、売ろうかな?)などと罰当たりな読後の扱いに多少心が痛みはしたが、あっという間に本の事は忘れてしまった。


    が、その日の夕方。

    報道されていた痛ましいNEWSを観ていて…


    <入院中の患者の顔にぬれタオルがかぶせてあり、患者は死亡。

    更に、その父親も自宅にて死亡>


    私はさっき片付けた<イエス>の本をもう一度無性に読みたくなってしまったのだ。


    一体何故だろう?


    自分でもわからぬ不可解な心。


    その時、私は

    <救われたい>と強く願ったかも知れない。


    あまりにも大きすぎる痛みや苦しみを

    どうしても一人で支えきれなくなってしまった時、

    誰がに縋りたい!と強く願ってしまったのかも知れない。


    イエスは実在したのか?

    復活はしたのか?

    本当に人を導く事が出来るのか?


    あっという間に

    すべてのどうでもいい謎は消え去って

    表紙の上で美しく輝く十字架をただ黙って見つめていた。


    まるで、答えの無い自分の中からの脱出口が、そこにあるのだと確信しているかの様に、

    私はいつまでも、いつまでも

    見えない出口を探していた。

  • 後編ほすぃー!

  • フルカラー!
    主人公がアムロに似てる

  •  安彦良和による『イエス』。聖書での記述を基礎とし、現代的視点を加味した上でイエスを描き直している。伝統的宗教観で描かれた『パッション』とは正反対で、その描写を補完し合う位置にある(安彦版『イエス』では人物描写に力を入れている点も含めて)。キリスト教に格別の思い入れの無い私には、むしろ安彦版『イエス』での描写の方が共感できるところなのだな。<br>
     特に、冷静なユダの立ち位置が見もの。

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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